口の中、特に、ほっぺたの内側にポツンと血豆のようなものができることってありませんか。
私も、野菜不足だったりして、栄養が偏っていると感じている時などにできたり、会話をしてて、うっかり、ほっぺたの内側をかじってしまったりした後などにできたりしてます。
今回は、口の中(ほっぺたの内側)に血豆ができる原因をまとめました。
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口の中に血豆ができる3つの原因
1.口の中を噛んだ
口の中を噛んでしまうことありますよね。噛んだ部分の毛細血管が切れ、内出血して血豆ができることがあります。
では、口の中を噛んでしまう原因はどんなものがあるのでしょうか?
・ストレス
「噛む」という動作は、動物でいうと、「食べる時」と「攻撃」する時に行う動作です。
人間も同じで、言い換えれば、怒りやストレスの感情をため込んだ時にも、無意識のうちに「噛む」という動作をしてしまうようです。
相手に言いたいことがあっても言わずに抑えていると、その感情を「自分を攻撃することに向けてしてしまう(自傷行為)」行為なのです。
歯ぎしりや食いしばりの癖のある人なども、これに当てはまりますね。
・歯の不具合
- 親知らずが生えてて粘膜に当たる
- 歯ぎしりや食いしばりの癖がある
- 治療中の歯で頬をかんでしまった
- 入れ歯、矯正器具が粘膜に当たる
など。
歯科を受診して治療をすることで改善していきます。
・頬のたるみ
年齢とともに頬がたるんだり、太って頬がたるんでしまったため、歯と頬が近くなり当たりやすくなり、噛みやすくなってしまうことがあります。
顔のエクササイズをして、普段から「顔の筋肉」を鍛えるとよいですよ。
顔体操、舌回しエクササイズなどいろいろありますが、私は、「歌う」ことをおすすめします。カラオケでも、お風呂の中でもいいです。
コツは、「大げさに、発音良く、滑舌よく歌う」です。
「歌を歌う」と、自然と表情筋を使うからです。ぜひ、楽しみながらやってみてください。
・外部からの強い衝撃
顔や頬に、何かぶつかったり、殴られるなどの、強い衝撃を与えられて、口の中に血豆ができる場合があります。この場合は、骨が折れるなども考えられるので、整形外科を受診しましょう。
ポイント
口の中にできた血豆は、できるだけそっとしておきましょう。
無理につぶしたりすると、ばい菌が入り症状が悪化する可能性もあります。
たいていは、数日のうちに自然治癒していきます。
こちらの記事もご参考になさってください。
2.口内炎
口内炎による血豆も考えられます。
口の中というのは、小さな傷ができやすい場所です。
口内炎の原因のひとつは、呼吸や食事、会話などによって、その傷口に、ほこりや細菌、ウィルスなどが入り、炎症をおこすことだといわれております。
また、疲れていたり、抵抗力が弱っている時や、偏った栄養バランスの食事などでのビタミン不足などによっても口内炎ができます。
また、歯磨き粉に含まれている「ラウリル硫酸ナトリウム」が原因で、口内炎ができる場合もあるようです。よく成分を確認してから買うようにするといいですね。
口内炎についてくわしくは、こちらの記事もごらんください。
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3.血管腫
こちらは非常にまれなケースなのですが、血豆とよく似ているものに「血管腫」というものがあります。
血豆は、「粘膜の表面が」赤く膨らむのですが、血管腫は、黒みがかった紫色のものが「粘膜の下に」でき膨らみます。
この場合は、口腔外科が適しています。口腔外科にて切除をする場合もあるようです。
まれに悪性の場合もある?
口の中にできる血豆は、ほとんどの場合は問題なく、自然治癒していくものですが、長期間、同じ場所に血豆ができていて治らないという場合は、悪性腫瘍である可能性も考えられます。
長期間、血豆が治らない場合は、歯科か口腔外科を受診しましょう。
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