寝る前はホットミルクより甘酒?“飲む点滴”は安眠効果も!

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甘酒って最近見直されていますね。

私も小さい頃の冬のイベントなどでよく飲まされていたなーと思いだしました。

けっこうクセの強い味だけど、寒い時に飲むとほんとに体が芯からあったまって大好きでした。

私が小さい頃に飲んでいた甘酒は「酒粕(さけかす)」からできてた甘酒だったようで、最近になって、「米麹(こめこうじ)」から作られる甘酒があることも知りました。

今回は、「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」の違いと、甘酒を夜寝る前に飲んだ時の優れた効果などをまとめました。

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甘酒は飲む点滴!

甘酒には、体にとって必要な「糖質」「タンパク質」が豊富に含まれています。

「甘酒は飲む点滴」ともいわれ、古くは江戸時代から、夏の栄養ドリンクとして親しまれてきました。

ではなぜ、甘酒を、夜寝る前に飲むとよいのでしょうか?

甘酒を寝る前に飲むメリット

ストレス改善

ストレスによって、交感神経が優位になり、高ぶってしまうと、夜寝つきが悪くなってしまいます。

甘酒に含まれている「GABA(アミノ酸の一種)」には、ストレスを緩和し、神経を落ち着かせるリラックス効果があるとされています。

また、甘酒に含まれているビタミンB6も、イライラ感をおさえ、ストレスを緩和するはたらきがあるといわれております。

入眠効果

甘酒に含まれているビタミンB6とトリプトファンは、「脳内物質のセロトニン」を増やし「睡眠ホルモンのメラトニン」を作り出すといわれており、寝つきがよくなる効果が期待できます。

また甘酒は、体を温める作用もあり、寝る前に飲むと、血行がよくなり、副交感神経が優位になりリラックス効果も期待できるため、気持ちよく眠りに入ることができます。

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疲労回復

甘酒には多くのブドウ糖と、ビタミンB1が含まれております。

ブドウ糖は「脳の唯一のエネルギー源」ともいわれております。

またビタミンB1は、筋肉疲労を予防と回復する働きがあるとされており、この「ビタミンB1と糖質を一緒に摂る」ことによって、さらに効率よくエネルギーを生み出すともいわれております。

便秘や美肌効果も!

また、甘酒に含まれる、オリゴ糖と食物繊維は便秘改善の効果もあり、美肌効果にも一役買ってくれるそうです!

甘酒には2種類ある

米麹(こめこうじ)から作られる甘酒

米麹(こめこうじ)とは、お酒や味噌を作るための原料です。

つまり「お酒になる前のもの」です。

特徴は、

  • アルコールが入っていない
  • 砂糖で味付けしなくても自然な甘みがありカロリーが低め
  • お値段は少し割高
  • 酒粕に比べてミネラルが豊富
  • 酒粕に比べて食物繊維が少ない

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酒粕(さけかす)から作られる甘酒

酒粕(さけかす)とは、その名の通りで、米麹でお酒を作った後に残るいわゆる「カス」です。

特徴は、

  • アルコールが入っている(微量)
  • 砂糖を入れて仕上げてるからカロリーが高め
  • お値段が安い
  • 米麹に比べてミネラルが少ない
  • 米麹に比べて食物繊維が豊富

という違いがあります。

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米麹甘酒と酒粕甘酒のどちらがいいの?

一般的に”飲む点滴”といわれているのは、「米麹から作られている甘酒」です。

米麹甘酒は、江戸時代から栄養ドリンクとしても親しまれてきたようです。

しかし、「酒粕から作られる甘酒」も「米麹から作られている甘酒」も、それ自体は、栄養価にはそれほど大差はありません。

栄養価を比較

  • エネルギー→酒粕米麹
  • たんぱく質→酒粕米麹
  • 糖質→酒粕米麹
  • カリウム→酒粕米麹
  • 葉酸→酒粕米麹
  • ビタミンB1→酒粕米麹
  • ビタミンB2→酒粕米麹
  • ビタミンB6→酒粕米麹
  • 食物繊維→酒粕米麹

むしろ、栄養価の高さだけを単純に比較すると「酒粕」のほうが高いといえます。

しかし、甘酒にするとなると、酒粕で作る甘酒の場合は、「甘酒」というだけあって、甘さを出すために、砂糖をたくさん入れて作ります。

その点、米麹で作る甘酒は、麹の甘みによって、砂糖を使わなくても「自然な甘み」があります。

昨今は、米麹の甘酒のほうが、酒粕の甘酒よりおすすめとされているのは、

  • 米麹甘酒は砂糖が入っていない(カロリーが低くなる)
  • 米麹甘酒はアルコールが入っていない(酒粕甘酒は微量ながらアルコール分がある)

という2点の理由によるものだと思われます。

私個人的には、小さい頃、幼稚園や小学校で雪合戦などのあとにふるまわれた(当方、雪国出身)あの酒臭い(?)あったかい酒粕の甘酒が大好きでした。(現在もお酒好き・・・)

どちらにしても、甘酒はカロリー的には「がぶ飲み」するドリンクではないので、味はお好みで選ぶとよいのではないでしょうか?

夜寝る前に飲むなら、「湯呑み茶碗1杯程度」にしておき、寝る10分前くらいに飲むとよいですよ。

また、冷やしても温めても栄養分はかわりませんので季節とお好みにあわせてくださいね。

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夜寝る前に飲むならこんなレシピがおすすめ

ある女優さんが、豆乳と甘酒を1:1で合わせた「豆乳甘酒」を愛飲しているということで有名ですが、夜眠りにつく前に飲むならこんなレシピはいかがでしょうか?

牛乳&甘酒

寝る前にホットミルクを飲むのも、安眠効果がありおすすめですが、甘酒をプラスすることによって、甘酒に含まれている酵素が牛乳の吸収を良くするといわれております。

牛乳にはカルシウムが含まれており、イライラを抑える効果があるといわれております。また、甘酒にも興奮をしずめるリラックス効果や、疲労回復効果もあるため、寝る前に飲む最適なドリンクといえそうです。

牛乳1:甘酒1の割合が基本で、お好みによって配分を変えるのもありです。

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しょうが&甘酒

冬場になると、体が冷えてなかなか寝付けない!という方にはこちらがおすすめ!

ホット甘酒だけでも温まりますが、しょうがを入れると最強です!!

できあがった温かい甘酒に、しょうがをすりおろしたものを入れます(チューブのものでも可)これは、お好みで加減しましょう。

体がポカポカして眠りにつきやすくなり、疲れもとれますよ。

しょうがやレモンを加えることによって、甘酒特有の「におい」が気にならなくなるのもいいですね。

甘酒いろいろ

米麹でつくる甘酒と、酒粕でつくる甘酒の作りかたの動画があったので、こちらを参考にして作ってみてください。

米麹の甘酒の作りかた

「麹で作る甘酒・炊飯器を使う」(動画)

酒粕の甘酒の作りかた

「甘酒の作り方・酒粕で簡単!」(動画)

市販の甘酒も美味しいものがたくさんありますよ。

「市販の甘酒ランキング」

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