お酒に弱い人の特徴はすぐ赤くなること?酔わずに飲む方法5

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もうすぐ、クリスマスや忘年会のシーズンがやってきますね。

毎年のことですが、お酒を飲むのが好きな人は楽しい(会社の飲み会は気をつかう?)けど、お酒に弱い人にとっては、「まあ、飲んで、飲んで」とすすめられるのも苦笑いしながらで、時間が経つのを待つという苦痛なものかもしれないですね。

ちなみに私は、それほど強い方ではありませんが、お酒を飲むのは大好きです。缶ビール(350ml)を4本くらいまでなら二日酔いもせず、楽しめます。今は週に1~2回ほど飲みます。

今回は、お酒に弱い人によくある特徴と、酔いつぶれそうになった時の体のサインの見極め方、また、できるだけ酔わないように飲む方法などをまとめました。

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お酒に弱い人の特徴

□お酒を飲むとすぐに顔が赤くなる人

□基本的には男性より女性のほうがお酒が弱い

□体が小さい

□日本人である

少しお酒を飲んだだけで顔が赤くなる人は、アルコールが分解されてできる「アセトアルデヒド」という毒性の強い物質を分解するために必要な酵素である「アルデヒド脱水素酵素2型」を、もともと体に持っていないか、少ないといわれております。

*「アルデヒド脱水素酵素」には1型と2型があり、2型のほうがアセトアルデヒドを分解する能力が高いとされております。

分解しきれず蓄積されたアセトアルデヒドが、体内をまわって神経に働きかけ、血管を拡げて、血流を増やすことによって顔が赤くなるそうです。これを「フラッシング」といいます。

「酒を飲んで血行が良くなったから顔が赤くなったんだ!健康だな!」とか言う上司は間違っています。

そして、基本的には男性よりも女性のほうがお酒に弱い人は多いといわれております。

女性の酒豪もいますので、これは一概には言えませんが、体格によるところが大きいでしょう。

体が大きければ、それだけ肝臓なども大きい確率も高くなるからです。格闘家やプロレスラー、おすもうさんなどはお酒に強い人が多いですよね。

あと、日本人は、潜在的にお酒が弱い人種といえそうです。日本人の約40%はお酒に弱い体質だといわれております。

ちなみに、ヨーロッパ系白人、アフリカ系黒人はみんな「アルデヒド脱水素酵素2型」をもっているといわれております。だからといって「外人はみんな酒豪!」という意味ではなく、少なかったりはたらきが弱かったりする場合もあるので、どちらかというと、日本人よりヨーロッパ系白人、アフリカ系黒人はお酒の強い人が多いようです。

しかし、アルコール依存症になる人のほとんどは「お酒に強い人」だといわれておりますので、強いからといって過信しすぎないように、自分の適量を知っていきましょうね。

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お酒に弱い体質かを調べる

自分がお酒に強いか弱いかを簡単に調べることができます。

(用意するもの)

調べる方法

1)絆創膏に消毒用アルコールを数滴たらしてしみこませる。

2)「1」を二の腕の内側(皮膚が薄い部分)に貼る。

3)7~8分ほどおいてから、絆創膏をはがす

判定方法

まったく飲めない~弱レベル

はがした直後、お肌が赤くなっていた場合は、お酒がとても弱い、または飲めない体質である可能性が高いです。

弱~中レベル

絆創膏をはがした直後はなにもおきていなかったが10分経ってから、お肌に赤みがでてきた場合は、お酒はあまり強いほうとはいえません。適量を見極めましょう。

お酒に強い

絆創膏をはがしてから10分以上経っても、お肌に変化がない場合は、お酒に強い体質といえます。

本格的に自宅で検査もできる!

自分では「お酒に強い」と思う方の中にも、遺伝子レベルでいけば、「アルコール依存症」になりやすい体質であったり、肝臓の病気にかかりやすい体質であったり、食道ガンのリスクが高い体質であるという場合もあるようです。

そういった自分の体質を把握したうえで、お酒と上手に付き合いたいですね。

自宅で簡単に、本格的な「遺伝子レベルのアルコール体質の検査をするキット」も販売されています。

病院で検査するよりも手軽に安価ででき、また、あなたのアルコール体質に合った食事方法までアドバイスしてくれるという嬉しい特典付きです!

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お酒を飲めない体質だった場合

このように、潜在的に「お酒が飲めない」という人もいるのです。こうした人が訓練をして、お酒を飲めるようになるまで訓練すると、さまざまな健康被害をもたらすといわれております。

・消化器系のガンになる確率が高くなる

・肝機能障害(肝硬変など)をひきおこしやすい

・神経系の疾患、またはアルコール中毒になるリスクが高まる

・うつ病になるリスクが高まる

これ以上飲んだらつぶれる!体のサインは?

1.頭痛

お酒を飲むことによって、頭の中の血管が拡がり、その周囲の神経にさわり頭痛をおこす場合と、お酒を飲み過ぎたことによる脱水症状のため頭痛がおこる場合があります。

対策としては、冷えたタオルを頭の痛い部分に当てることと、お水やスポーツドリンク、あればはちみつ系のドリンクなどを飲むことです。

どちらにしても、頭痛がでた時点で今日のところはお酒はストップしましょう。

2.吐き気

体質、その日の体調、飲んだお酒の種類によっては、吐き気がおきる場合もあります。

吐き気がしたらそれ以上飲むのはやめましょう。

スポーツドリンクを飲むのがおすすめです。

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3.眠気

お酒に弱い人ほど、早く眠気がきます。アルコール処理能力が弱いと、お酒に含まれているエタノールが脳に作用するまでの時間も早くなります。

疲れている時などは特にすぐ眠くなったりしますよね。眠気のうちはまだいいのですが、

これ以上飲むと、酩酊状態、泥酔状態、記憶がなくなったりします。

お水を飲んだり、ノンアルコールドリンクに切り替えたりしましょう。

4.お腹の調子が悪くなる

なんとなくお腹がゆるくなってきたり、トイレに行ったら下痢便がではじめたら、胃腸の粘膜が傷ついている証拠です。

それ以上は無理にお酒を飲まず、スポーツドリンクなどを飲んだり、席を外す(または帰る)などしましょう。

5.くしゃみ・鼻水がでる

お酒が弱いというより、アルコールアレルギーかもしれません。

肝臓にて、アセトアルデヒドが分解されずに残ると、アレルギー症状の原因物質であるヒスタミンが分泌されることによって、くしゃみや鼻水、かゆみなどの症状をひきおこします。

ひえーっっ!!そうだったんだー。気をつけなきゃ。

私はまさにこれです。もともとアレルギー性鼻炎をもっているのですが、体調にもよりますが、お酒を飲んで時間が経つとくしゃみや鼻水がでてきます。飲んでいるその日にでなくても、翌朝はけっこうひどい鼻水がでます。

お酒に弱い人が酔わないでかつ楽しく飲む方法5

ノンアルコールドリンク

今は、ノンアルコールカクテルなどもあって、ノンアルコールビールの味が苦手な人も美味しくいただけると思います。会社の飲み会など事前にわかっている場合は、幹事さんに打ち明けて、ノンアルコールカクテルがおいてあるかなどを確認しておくのも手です。

気分だけでもほろ酔いになりましょう♪

体調を整える

睡眠不足や疲労の時も、アルコールの分解能力が落ちるといわれております。

飲み会がわかっている時は事前からコンディションを整えておく、突然誘われた時は、体調の悪い日は断るか、早めに切り上げるなどしましょう。

飲む前に食べる

「食べる前に飲む!」じゃなくて、お酒を飲みはじめる前に食事をして、胃の中に食べ物を入れましょう。空きっ腹に飲むと本当に、アルコールの吸収が早く、酔いも早く回ります。

飲み会までの時間に悠長に食事してる暇なんてないよ!という人は、カロリーメイトなどをバックに入れておき、ひとかじりするだけでも違いますよ。

また、お酒を飲む前にチーズやヨーグルトなどの乳製品を食べておくと、胃腸壁に保護膜ができ、アルコールの吸収がゆるやかになるといわれているのでおすすめです。

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ドリンクやサプリメントを摂る

できれば、飲む前と飲んだ後(絶対に寝る前)にダブルで飲んでおきましょう。

水を飲みながら飲む

アルコールを効率よく分解するには「お酒1:水1」の割合で、お水を飲むといいそうです。

「お酒の席で、水を飲むなんて気が引ける・・・」「上司の目が・・・」という場合は、バックにペットボトルの水を入れておいて、お手洗いに行った際(または行ったふり)にお水を飲みましょう

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お酒に弱い人におすすめのおつまみ

モッツァレラチーズとトマトのサラダ

チーズに含まれる脂肪が胃壁を保護し、アルコールの吸収をゆるやかにしてくれます。また、トマトに含まれるリコピンやグルタチオンは、二日酔いの予防などにも効果的だといわれております。

枝豆

ビールのおつまみの定番「枝豆」ですが、枝豆に含まれるたんぱく質が、アルコールの分解を早めるはたらきをするといわれております。

豆腐サラダ

豆腐もたんぱく質が豊富なので、アルコールの分解を早めるはたらきをしてくれます。

また、サラダにかかっているドレッシングの酢によっても、アルコール消化吸収速度がゆるやかになることがわかっています。

ネギがかかってるとさらにいいですね。

ネギやニンニクには、アリシンという肝機能をアップする成分が含まれています。

シーフード

カツオ、牡蠣、イカ、たこ、ほたてなどの魚介類にはタウリンが豊富に含まれております。

タウリンは、肝機能を高め、アルコール分解を早めてくれるはたらきがあります。

豚肉料理

豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1はアルコールの分解時に必要な栄養素です。

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逆に、あまりおすすめできない酒のつまみは「つけもの」などの「塩分の強いもの」です。

しょっぱいものとお酒はよく合いますが、お酒の弱い人は、ほどほどにしておきましょう。

自分の体調をよく見極めながら、楽しくお酒を飲みましょうね♪

また、二日酔いになってしまった時には以下の記事もあわせてごらんください。

 

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