爪の横にできるささくれ・さかむけがしみる!原因と対処法

♥爪

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毎年、冬になると空気が乾燥して、手肌が荒れたり、ささくれ(さかむけ)もよくできますよね。

けっこう、ハンドクリームも塗ってるんだけどなーと思ってますが、まだなにか足りないのでしょうか?

今回は、爪の横にできるささくれ(さかむけ)についてまとめました。

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「ささくれ」と「さかむけ」の違いは?

「ささくれ」と「さかむけ」は呼び方は違えど、どちらも同じものです。

「さかむけ」は、手の肌が乾燥して荒れて、爪の根本の皮膚が、指の根本のほうに向かってめくれ、「逆さにむける」ことから「さかむけ」と呼ばれているようです。

実は、地方によってこのように呼び方に違いがあるようです。

東日本では「ささくれ」、西日本では「さかむけ」と呼ぶことが多いようです。

「サカムケア」という小林製薬の製品がありますが、小林製薬の本社は大阪にあることからこの製品名に「さかむけ」という言葉が入っているのでは?ともいわれております。ネーミングセンスが素晴らしいんですよね、小林製薬さんは。もちろん製品も素晴らしいですよ。私も多数愛用させていただいております。

爪の横のささくれの原因

乾燥

やはり乾燥はお肌の大敵ですね。

冬は空気そのものが乾燥していますし、日常生活の中でもちょっとしたことが手肌を乾燥させ、ささくれ(さかむけ)ができる原因となってしまいます。

紙ををさわる機会が多い人なども手肌が乾燥しやすいとされております。

ネイルリムーバー

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女性は、ネイルのおしゃれを楽しむと思いますが、マニキュアを落とすためのネイルリムーバーによっても皮膚にダメージを与えている場合もあります。

ネイルリムーバーの成分の中に「アセトン」が入っている場合と、「ノンアセトン」「アセトンフリー」といって、アセトンが入っていないものとがありますが、このアセトンはマニキュアをおとす力は強いのですが、その分爪へのダメージも大きくなってしまいます。

一方、「ノンアセトン」「アセトンフリー」はにおいもきつくなく、爪へのダメージも少ないのですが、マニキュアをおとす力としては、アセトンが入っている方が、素早くしっかりおちます。アセトン入りは、ラメ入りのマニキュアなど、おとしにくいものをおとす時だけにとどめて、極力、「ノンアセトン」「アセトンフリー」を使用するようにするとよいですよ。

 

水仕事

一日のうちに、たくさん水に触る機会の多い人(主婦、美容師、調理師など)ほど、手指の皮膚は乾燥しやすくなります。素手で水仕事をしたあとに保湿クリームなどを塗らないでいると、皮膚に必要な油分がなくなってしまい、ささくれ(さかむけ)をおこしやすくなります。

また、洗剤や、シャンプー、ハンドソープなどを使いすぎ(または合わない)によっても、皮膚に必要な油分を失ってしまい、手荒れやささくれをおこしやすくなってしまいます。

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栄養バランスの偏り

栄養バランスが偏った食生活を送っていると、手足の末端まで栄養が届かず、ささくれ(さかむけ)をおこしやすくなります。

冷え

体が冷えると、手や指先なども血行が悪くなり、ささくれをおこしやすくなってしまいます。

ささくれ(さかむけ)処理方法

1.ニッパーでカットする

ネイル用のニッパーか、眉毛用のはさみで、めくれている、「ささくれ(さかむけ)」を切ってしまいましょう。この時、ニッパー(はさみ)は消毒用アルコールなどで消毒することをおすすめします。めくれている皮膚の部分から雑菌が入ると化膿する場合もあります。

ネイル用ニッパー、眉毛用はさみ、消毒用アルコールはともに100円ショップでもそろえることができますよ。

2.保湿クリームを塗る

手全体にハンドクリーム、ネイルクリームなどを塗りましょう。

特に、爪と皮膚の境目あたりに塗り込むようにしましょう。

3.血がでたり痛い時は絆創膏をする

「ささくれ(さかむけ)」を意図的に手でむしったりすると、めくれてでてきた皮膚がしみる感じがして痛みをともないます。手指は日常、頻繁に使うので、痛いと本当に苦痛ですよね。そんな時は、

「ジョンソンエンドジョンソン・キズパワーパッド」

「小林製薬・サカムケア(液体絆創膏)」がおすすめです。

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ささくれが悪化したら病気になる?

爪の横や指にできたささくれから雑菌が入り、化膿してしまうことを、

爪周囲炎(そうしゅういえん)」といいます。

爪周囲炎(そうしゅういえん)は、ささくれ(さかむけ)や、深爪、陥入爪(かんにゅうそう)などが原因でおこります。

ささくれ(さかむけ)などの傷口から雑菌が入りこみ、腫れや痛みをともない、化膿してくることもあります。

マニキュアをよくする人や、爪を噛む癖などがある人も「爪周囲炎(そうしゅういえん)」になりやすいといわれてますので気をつけましょう。

初期の場合は、抗生物質の服用と、抗生物質の軟膏によって、比較的簡単に治るのですが、放置して悪化した場合は、爪を部分的、または爪全部を切除することもあるといわれておりますので、このような症状がみられる場合は、皮膚科、整形外科、形成外科のいずれかを受診しましょう。

*陥入爪(かんにゅうそう)とは、爪が皮膚に食い込んでしまうことをいいます。

ささくれができないようにするには?

手の乾燥を防ぐ

水仕事の後はこまめにハンドクリームかネイルクリームを塗るようにしましょう。

特に爪と指の境目あたり(甘皮)に塗り込むようにして、夜寝る時は、手袋をつけて寝るとさらに効果的ですよ。

「ハンドケア用・おやすみ保湿手袋」

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バランスのよい食事

肌荒れには、タンパク質、ビタミンB群、ビタミンCを摂取するとよいといわれております。

皮膚や爪は、タンパク質でできています。ですのでタンパク質が不足すると、新陳代謝が妨げられ、肌荒れをおこしやすくなります。

また、ビタミンB群は「美肌に効果がある」とされていて、全部で8種類に分けられ

それぞれに違った働きをするのですが、単独で摂るよりは、いくつかを組み合わせることによって効果を発揮します。

中でも、新陳代謝を促進しする「ビタミンB2」と、肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ働きと皮膚の新陳代謝を促進する「ビタミンB6」は、皮膚トラブルを解消してくれる効果があります。

タンパク質が豊富な食品

肉(赤身)、鶏のささみ、ラム肉、あじ、いわし、しらす、貝類、、卵の白身、ちくわ、納豆、高野豆腐、海苔、カッテージチーズなどがあります。

ビタミンB群が豊富な食品

豚肉、レバー、チーズ、 アーモンド、アボガド、アスパラガスなどがあります。

水溶性ビタミンなので、 調理のときは水にさらしすぎると、ビタミンが流れてしまいますので気をつけましょう。

食品で摂るのが難しい場合は「チョコラBB」なども利用するとよいですね。

ビタミンCが豊富な食品

ピーマン、レモン、柿、いちご、パセリ、アセロラなどがあります。

水仕事の際は手袋をつける

水仕事をする際は、極力(できない場合もあるでしょう)ゴム手袋などをつけるようにするとよいですね。

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手の血行をよくする

手の冷え症に効果的なエクササイズによって、血行をよくすると、手や指先まで温まります。

くわしいやり方は、こちらの動画を参考にしてみてください。

動画「手の冷え症に効く!簡単ストレッチ」

手の冷えを解消するツボをおす

「合谷(ごうこく)」

「万能のツボ」とも呼ばれていて、血行をよくし、あらゆる不調に対応できるツボです。

ストレス、肩こり、頭痛や、痛みをおさえるという効果もあります。

「後谿(こうけい)」

手の冷えが改善されるのと、冷えを根本的に改善していく効果も期待できます。

「手三里(てさんり)」

手三里と合谷の両方のツボをおすことによって、経路の流れがさらによくなるという相乗効果が期待できます。肩こりにも効果的なツボです。

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