インフルエンザで微熱はあり?頭痛が続く時は髄膜炎かも?

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インフルエンザといえば、いきなり高熱がでて、ふしぶしが痛んで(関節痛)という症状を思い浮かべがちですよね。

しかし、インフルエンザにかかっても微熱、または熱がでない!なんてこともあるのです。

なので、知らず知らずのうちに、人にうつしてしまいかねないんですね。

今回は、インフルエンザにかかっても微熱しかでない場合と、微熱がある時の登校(園)・出勤のタイミングについてまとめました。

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インフルエンザの種類

インフルエンザには、A型、B型、C型と3種類あります。

A型インフルエンザ

3種類の中で一番感染力が強く、変異しやすいともいわれております。

「新型インフルエンザ」なども、A型の変異したものです。

また、「香港型」「スペイン型」「ロシア型」などは、このA型インフルエンザの派生系といわれております。

症状

  • 急な高熱(38°以上)
  • 頭痛
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • のどの痛み

など

B型インフルエンザ

B型はA型に比べ、変異しにくく、比較的免疫の抗体も維持されやすいことから、A型ほどには毎年流行することはないといわれております。ですが数年おきに流行します。

  • 微熱(平熱の場合もある)
  • 頭痛
  • 悪寒
  • 倦怠感
  • 下痢
  • 腹痛

など

C型インフルエンザ

A型、B型はよく聞くけど、C型ってなに?って感じですよね。

流行時期は1月~6月で、どちらかというと、大人よりも幼児の間で感染することが多く、感染してもふつうの風邪の症状程度ですみ、なおかつ1度感染すると抗体ができ、二回目以降に感染しても軽くすむ(普通の風邪程度)ともいわれており、あまり取沙汰されないのですね。

インフルエンザなのに微熱ってありえる?

微熱であってもインフルエンザの可能性はあります。その理由は、

1.予防接種を受けている

予防接種を受けている年にインフルエンザにかかった時は、高熱も出ず、比較的軽く済む場合が多いです。

2.風邪薬を飲んだ

インフルエンザだと思わず、風邪薬や解熱剤を飲んだため症状が一時的にやわらいだということも考えられます。

風邪薬は、風邪のウィルスを退治するためのものでも、インフルエンザウィルスを退治するものでも決してないのですが、

「風邪によっておこっている”つらい症状をやわらげる”」ものです。(対症療法といいます)

ですので、インフルエンザウィルスを抑えたというよりは、インフルエンザによってでている症状が「やわらいだ」ため、高熱ではなく微熱がでているのかもしれません。

3.インフルエンザB型だった

先にも述べたように、インフルエンザB型によっての発熱は、高熱ではなく、微熱か、熱があがらないという特徴があります。

4.不顕性感染

不顕性感染とは、「感染しても症状が出ない、または軽い症状しか出ない」ことをいいます。

インフルエンザはこの不顕性感染の割合が高いといわれ、インフルエンザに感染した人の3割ほどもいるそうです。

全く無症状の場合もあれば、微熱などの症状がでても、一晩で回復したりといろいろなパターンがありますが、その人の抗体の獲得状況にもよります。

しかし、症状はでていなくても人にうつしてしまう可能性もあるといわれておりますので、注意が必要です。

「おかしいな?」と思った時は、マスクを着用することもエチケットとして大切ですね。

インフルエンザと風邪の違い

インフルエンザ

・40℃前後の熱が急にでる

・倦怠感や食欲不振などの症状が強くでる

・関節痛、筋肉痛、頭痛などの全身症状がみられる

普通の風邪

・発症後の経過がゆっくりしている

・発熱しても微熱の場合が多い

・主に、くしゃみ、のどの痛み、鼻水、鼻づまりなど呼吸器系の症状がみられる

どちらかというと、

「全身症状があらわれるのがインフルエンザ」で、

「普通の風邪は呼吸器症状を主とする」といえそうです。

また、インフルエンザを自力で治したいとお考えの方はこちらの記事もあわせてごらんください。↓

「インフルエンザは薬を飲まないで治せるの?」

インフルエンザが長引いて頭痛が!それは髄膜炎かも?!

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インフルエンザの症状のひとつに「頭痛」というものがあります。

しかし、インフルエンザウィルスは体内であまり長く生きられない(約1週間)ため、インフルエンザ自体の症状によって頭痛が続くということはあまり考えられません。

*インフルエンザは解熱後3日以降から出席・出勤可能となっております。

もし、インフルエンザを発症してから7日以上経過しても、頭痛が治らない場合は、髄膜炎をおこしている可能性があります。

~髄膜炎の症状~

1.高熱が5日以上続く

2.激しい頭痛

3.嘔吐

などがあり、「首が痛くて前に曲がらなくなる」という髄膜炎特有の症状もあります。

このような症状があらわれた場合は、すみやかに病院にいくことをおすすめします。

髄膜炎についてくわしくは「インフルエンザ後におこる頭痛は髄膜炎?症状や予防接種は?」をごらんください。

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そもそもインフルエンザじゃなかった?

発症してから早すぎても遅すぎてもインフルエンザの陽性反応がでないこともあります。

では、インフルエンザの検査はいつのタイミングで受けるとよいのでしょう?

インフルエンザ発症後の、12時間~24時間以上経過してから、なおかつ48時間以内が最適とされています。

わかりづらいですね。

発症(発熱)した翌日に行くと、だいたい正しい判定をしてくれます。

しかしそれだと、夜中に発熱した場合、翌朝すぐにいっても正しい判定にならない場合がありますね。やはり、発症してから12時間以上はおいたほうがよいでしょう。

また、インフルエンザだとしたら、とっくに治っててもおかしくないはずなのに、微熱が続く、頭痛があるなど、1週間以上、体調が回復しない場合は、違う病気の可能性か、インフルエンザの合併症による髄膜炎や肺炎かもしれません。早めに病院を受診しましょう。

インフルエンザウィルスは体内であまり長く生きられないため、インフルエンザ自体の症状がずっと続いて熱が長引くということはあまりないでしょう。

インフルエンザによって免疫力が弱まってしまっているところに、新たな風邪ウィルスに感染し、微熱がでているということも考えられます。

微熱がある場合は登校(園)や出勤は?

学校保健安全法において「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」を出席停止期間と定められております。

会社の場合は、その会社の規定によって違いがあるかと思いますので確認しておきましょう。

微熱がインフルエンザのせいではなくても、インフルエンザによって相当な体力消耗をしていますので、無理をするのはよくありません。

微熱が続く場合は、平熱に戻るまでしっかり療養し、合併症の有無も含めて、病院にて許可を得てから登校(園)・出勤するのが確実です。

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