食後に痰が絡む!考えられる原因とうまく痰をだす方法

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痰(たん)が絡むのっていやですよね~。私もぜんそく持ちなので、秋から冬にかけて「なんとなくいがらっぽい」感じがあります。

ですが、ぜんそく持ちでもない人が、痰がからむ、特に食後にからみやすいというのは、どんな原因が考えられるでしょうか?

今回は、食後に痰がからむ原因と対処法をまとめました。

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食後に痰がからむ原因

1.逆流性食道炎

食後に痰がからむ原因で考えられるものとして、「逆流性食道炎」があります。

~逆流性食道炎の症状~

  • 食後に痰がからむ
  • 食後に咳がでる
  • 胸やけがする
  • 呑酸(どんさん)→酸っぱいゲップがよくでる
  • 胸に痛みがある
  • 声枯れ

などがあります。

日本も食生活が欧米化したことによって、肥満や便秘が増えました。肥満や便秘は胃に腹圧をかけてしまうので、胃酸が逆流しやすくなったともいわれております。

また、ストレスも胃や食道などの機能の低下につながりやすく、逆流性食道炎をおこしやすくなっているといえます。

胃酸が食道に逆流することによって、のどや、気管支などが炎症をおこし、咳がでたり、痰がでたりするといわれております。

風邪症状もなく、食後に痰がからむと同時に「胸焼け」「ゲップ」「胸の痛み」などもある場合は、「消化器内科」「内科」を受診してみましょう。

逆流性食道炎についてくわしくは「逆流性食道炎の自分でできる改善方法」をごらんください。

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2.嚥下障害

食べたものがうまく、咽喉、食道、胃などの消化器官を通ることができず、途中で気管支などの呼吸器官などに入ってしまうことを「誤嚥(ごえん)」といいます。

高齢者の高い死亡原因としてあげられる「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」というのは、この、誤嚥によって、誤って飲み込んでしまった食物に細菌やウィルスなども一緒にくっついていた場合に肺炎をおこすというものです。

この嚥下(えんげ)がうまくできないのは、なにも高齢者に限ったことではありません。

現代では、この嚥下がうまくできない若年層も増えているそうです。こうした嚥下がうまくできない状態を「嚥下障害」といいます。

「嚥下障害」によって、誤嚥すると、痰の量が増え、食事中や食後に「ガラガラ」という「うがいしているような」音が混じった声になることがあります。

また、普通は「食べ物がへんなところ(器官)に入った!」などという場合のほとんどは「むせる」という症状があると思いがちですが、体力のない人や高齢者などは、この「むせ」がおこらない場合もあるようです。

なので、痰がからむと同時に「ガラガラ声になってきた」という方は、「呼吸器内科」「内科」を受診してみることをおすすめします。

3.たばこ

たばこを吸っている人ならやめられないのが「食後の一服」ですよね。

しかし、たばこが体に悪影響なことはご存知のはず。

たばこを吸うことによって、気管支や肺などの呼吸器に悪影響を及ぼし、吸わない人よりも痰がからみやすくなるというわけです。

4.食事中の水分補給が不足している

お食事中、きちんとお水などを飲みながら食べていますか?

食事中に水分が不足することによって、体内の水分を使ってしまうことになります。

そのため、のども乾燥してしまうため、のどの乾燥を守るために痰が出やすくなってしまうというわけです。

この時、水分が少ないため、痰も固くなり、喉にからんででにくくなってしまいます。

お食事は、お水やお茶などを飲みながら食べるようにするとよいですよ。

5.ぜんそく

食事の後に限らず、いつでも痰がからんだ状態の人は「喘息」によるものかもしれません。

喘息は、「気管支が過敏な状態」にあり、ちょっとした空気の変化(昼夜の温度差、湿度の変化、ほこり、運動など)によって、いちいち「気管支が反応し細くなる」ことで、咳がでたり、痰がからんだりするという特有の症状があります。

喘息は、今や子供だけの病気ではなくて、成人してから(私は30代に入ってから喘息と診断された)かかる人も多いといわれております。

食後以外にも痰がからみ、せきがでるという方は、一度「呼吸器内科」または「内科」を受診されてはいかがでしょうか?

ぜんそくについてくわしくは「ぜんそくの症状がでる時間帯はいつ?」をごらんください。

6.気管支の粘膜が弱い体質

特に病気がなくても、体質的に「気管支の粘膜が弱い」という人もいます。

ふだんから、風邪をひくと咳が強くでたり、痰が絡みやすい方は「気管支の粘膜が弱い」といえるでしょう。

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痰をうまく出す方法

部屋を加湿する

乾燥する季節になると、とたんに「いがらっぽく」なることってありませんか?

乾燥は痰を固く、ねばらせ、吐き出しにくくさせてしまうため、喉を潤すことが大切になってきます。

喉を直接潤す「吸入器」も効果的ですが、「加湿器」を使って、お部屋全体の湿度を調節すると、家族全員の風邪予防などにもつながり、さらに効率的ですね。

洗濯物を部屋干ししたり、お鍋にお水をわかしてわいたら蓋を外しておくなども、お部屋の加湿になります。

洗濯物といっても、濡らしたバスタオルを1枚~2枚ほど部屋に干しておくだけでも湿度が上がりますよ。

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水分補給

乾燥し、時間が経つことによって、痰が固くなりやすく吐き出しにくくなってしまいます。

水や麦茶、ストレートティーなどをこまめに飲み、水分補給することによって、痰が柔らかくなり出やすくなるといわれております。

この時、注意したいのが、水分といっても、糖分の多く入ったものはおすすめできません。糖分が喉にからみ、余計に痰もからみやすくなります。

また、冷たいものは気管を収縮させてしまうので、温かい飲みものにするとさらによいですよ。

刺激物を控える

たばこ、辛いもの、アルコール、炭酸飲料など、喉に刺激があるものを控えるようにするのもひとつです。

また、外出するときは、マスクを着用すると乾燥防止とともに、廃棄ガスや花粉なども防ぐことができるので、乾燥している時は特に気をつけるとよいでしょう。

吸入器

乾燥は、痰のねばりが強く、固くなってしまうため、さらに吐き出しにくくなってしまいます。

なので、気管を潤すために、自宅用吸入器を検討してみてはいかがでしょうか?

お値段の張るものもありますが、私のおすすめはこれ↓

「パナソニック・ポケット吸入器」

私も愛用していますが、コンパクトで持ち運びできるので、カラオケ好きな人にもおすすめです。

漢方薬

漢方薬を飲んでみるのはいかがでしょうか?副作用などもなく、体質全体を改善していくことができるのでおすすめです。

麦門冬湯(ばくもんどうとう)は痰のきれに効果があるとされています。

「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」

飴をなめる

胃酸が逆流しやすくて痰がでる方は、食後に飴をなめるというのもひとつの方法です。

胃酸の逆流によって、消化していない食物が食道にとどまってしまうため、食べ物に菌がついていた場合、食道が炎症をおこしやすくなります。

お菓子の飴というよりは、トローチなどをなめるとよいですよ。

病院

色々な方法を試しても、うまく痰を出せないという方は、やはり病院を受診しましょう。

痰がからむと同時に「胸焼け・吐き気」などもともなう場合は、「消化器内科」「胃腸科」「内科」を。

痰とせきもでる時は「呼吸器内科」「内科」に行くとよいでしょう。

逆流性食道炎の場合はその治療をすすめられるでしょう。

また症状にもよりますが、「去痰薬」や「気管支拡張剤」などのお薬が処方されることもあります。

~上手な痰の出しかた~

1.水分補給をおこない

2.体を前に90°に曲げて

3.息を吐きながら

4.背中や胸を軽くたたき

5.思い切って咳をする

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