赤ちゃんの白目が赤い!赤ちゃんの充血はすぐ病院?原因は?

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赤ちゃんって眠たい時など、よく目をこすりますよね。しかし、白目の部分が充血してるとなんか不安?!になりますね。

今回は、赤ちゃんの白目が赤く充血している時のさまざまな原因と、おうちでできる充血の対処法をまとめました。

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赤ちゃんの目の充血の原因は?

赤ちゃんの目はまだ保護機能が未発達のため、もともと大人に比べて弱く充血をおこしやすいといわれております。

赤ちゃんは眠たくなると、一時的に目がむずがゆくなり、目をこすってしまいますよね。その、こすった刺激によって、目の角膜が傷つき充血をおこしてしまいます。

このような場合の充血ならば、1日~2日くらいで自然治癒していきますので、さほど心配はいりませんが、1週間も目の充血が治らないようなら、何らかの目の疾患がかくされているかもしれません。

いっしょにみていきましょう。

赤ちゃんの目の充血で考えられる病気

結膜炎

1.細菌性結膜炎

細菌感染することによる結膜炎です。

クラミジア、淋菌、インフルエンザ菌、肺炎球菌、ブドウ球菌などの細菌による

症状

・目の充血

・黄色い目やにがたくさんでる

・目がごろごろする

治療法

・抗生物質の点眼薬

・軟膏

2.ウィルス性結膜炎

~はやり目(流行性角結膜炎)~

アデノウィルスが原因による感染症です。非常に感染力が強いので、赤ちゃんが感染してしまうと重症化しやすいといわれております。赤ちゃんは自分の症状をうったえることはできませんが、目やにの量が多いかな?と思ったら、小児科か眼科を受診しましょう。

症状

  • 充血する
  • 目がゴロゴロする
  • 目やにがたくさんでる
  • 涙がでる
  • まぶたが腫れる
  • 目が痛い
  • リンパが腫れてくる

などの症状を経て、10日ほどすると、角膜混濁(かくまくこんだく)といって、治りかけに角膜(黒目)に点状のちいさな濁りができます。

くわしくは「はやり目の潜伏期間は?症状と治療法・完治まで眼帯は必要?」をごらんください。

~プール熱(咽頭結膜熱)~

プール熱は、アデノウィルスによるもので、3大夏風邪(ほかに手足口病とヘルパンギーナ)のひとつでもあります。

症状

  • のどの腫れ・痛み(咽頭炎)
  • 目やに
  • 目の充血(結膜炎)
  • 発熱38度~40度
  • 下痢

くわしくは「プール熱の潜伏期間はうつる?はやり目との違いは?」をごらんください。

ウィルス性結膜炎の治療法

・抗炎症薬の目薬(不快な症状を和らげる)

・抗生物質の目薬(ウィルスで弱っている目に細菌などのからの感染を防ぐ)

ウィルス性結膜炎に効く特効薬はないので、炎症を抑える目薬をしたり、抵抗力をつけるために十分な休息をとるなどの対症療法がとられます。

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3.逆さまつ毛

逆さまつ毛によっても充血がおこりやすくなります。

赤ちゃんは目のまわりに脂肪が多くついていて、下のまぶたも分厚いため、どうしてもまつ毛が下に向きやすくなっています。さらに、目のまわりの筋肉も未発達なため、一時的に逆さまつげになりやすいともいわれております。

成長とともに、目のまわりの筋肉も発達し、まつ毛も上を向いていき、自然と改善していくことが多いのであまり心配する必要はなさそうです。

ただ、逆さまつ毛によって、充血や目やにが気になる時は、一時的に、抗菌剤の目薬を処方してもらい、その目薬をさせば数日でよくなります。

しかし、10歳を過ぎても、逆さまつ毛が改善しない場合もまれにあります。

その場合は、細菌感染によって角膜炎をおこす可能性もでてくるので、局所麻酔をして手術をすすめられることもあるようです。

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4.新生児涙嚢炎(しんせいじるいのうえん))

新生児涙嚢炎(しんせいじるいのうえん)という病気のため、充血をおこしている場合があります。

涙は「涙腺」から出ていて、涙腺から作られた「涙」は目の表面をうるおして、残った分は、目頭にある「涙嚢(るいのう)」に入り、「鼻涙管(びるいかん)」を通って鼻に抜けていくという仕組みになっています。

しかし中にはこの、「鼻涙管(びるいかん)」から鼻腔にかけて、「膜が残ってしまっている」赤ちゃんがいます。これを先天性鼻涙管閉塞(せんてんせいびるいかんへいそく)といいます。

この先天性鼻涙管閉塞の赤ちゃんは、涙が鼻に抜けず目にたまるため、この鼻涙管にて炎症がおき、涙嚢にたまった涙が細菌感染をおこすことを新生児涙嚢炎といいます。

症状

  • つねに涙目
  • 目の痛み、腫れ
  • 目から膿がでる
  • 目やに
  • 充血

治療法

1歳半くらいまでに、自然治癒することが多いとされていて、1歳まではホームケアにて様子を見ようということになります。

その場合のホームケアは

  • 涙嚢マッサージ(眼科にて教えてくれます)
  • 抗生物質の目薬

1歳を過ぎても自然治癒しなかった場合は、

  • 鼻涙管開放術(プロービング)

眼科にて局所麻酔をおこない、「涙腺」から細い針金(ブジー)を「鼻涙管」に差し込み、鼻涙管と鼻腔の間の「膜」を破るという方法です。

という処置をおこなう場合もあります。

5.ものもらい

赤ちゃんも、ものもらいになることがあります。

ものもらいには、「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と呼ばれる一般的なものもらいと、「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」といわれる、2種類がありますが、一般的なものもらいといわれている、「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」は、充血の症状でることがあります。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の症状

  • まぶたの一部分が赤く腫れる
  • 指でまぶたをおさえると痛い部分が一点ある。
  • 目ヤニも出る。
  • 充血することもある

まぶたが細菌(黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌など)感染することでおこる化膿性炎症です。霰粒腫より麦粒腫のほうが痛みが強くでます。

治療法

  • 飲み薬(抗菌薬)
  • 目薬
  • 軟膏

ものもらいについてくわしくはこちらをごらんください。↓

「ものもらいが悪化した場合の切開手術は痛い?費用は?」

「ものもらいの時に化粧はだめ?ものもらいの時のメイクの方法」

6.川崎病

川崎病だった場合にも目の充血の症状があらわれます。

川崎病は、0歳~4歳までの子供に多くみられ、特に1才前後の赤ちゃんがかかりやすいといわれておりますが、病気の原因はわかっていません。

最初は発熱、せき、鼻水など、風邪と似たような症状からはじまるようです。

しかしやがて、以下のような川崎病特有の症状があらわれます。

□発熱(39~40度の高熱)が5日以上続く。
□赤い発疹が全身にでる。
□発疹のでる前後に、手のひらや足の裏が赤くなって、むくんでかたくなる。
□発疹のでる前後に、唇が荒れて出血し、舌にいちごのような赤いブツブツがでてくる。
□発熱してから数日後、目が真っ赤に充血する。
□発熱と同時か発熱がある少し前から首のリンパ節が腫れてくる。

以上のような症状が5つ以上当てはまった場合は、川崎病の疑いがもたれます。
すぐに小児科か内科に行き、検査を受け、治療を開始しましょう。
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おうちでできる赤ちゃんの目の充血の対処法

・爪を切る

・ミトンをつける

・清潔な綿花やガーゼに水を含ませ拭き取る

一度使った面は使わず、折り返したり新しいものにとりかえて清潔に使い、目頭から目尻にむかってやさしく拭き取りましょう。

・かゆがる時は冷やす

どうしてもかゆがって、目をこすっているのを見かけたときは、冷やしたタオルや保冷剤をタオルにくるむなどして、目に当ててあげましょう。少しかゆみがおさまります。

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・タオルなどを家族で共用しない

家族で目の病気(結膜炎など)がある場合は、感染を防ぐ目的からも、タオルやバスタオルなどを共用しないようにしましょう。

すぐに病院に行くべき?

赤ちゃんに少しでも異常を感じたら、すぐにでも病院にかけこみたくなるものですが、目の充血以外にも、以下のような、状態に気がついたら、眼科に行ってみましょう。

赤ちゃんの目のチェック項目

□白目が赤く充血している(1週間以上続く)

□目やにがたくさんでる

□涙がだくさんでる

□まぶしそうにしている

□目が寄っている

□目つきがおかしい

□白目の部分が濁っている

□動いているものを目で追わない

□まばたきをあまりしない

□ものを見る時、目を細めたり、近づこうとしたりする

□ものを見る時、頭を傾けたり、横目になったりする

目の症状以外にも、発熱、のどの赤み、下痢症状など、いつもと違うと感じたら、早めに小児科に受診しましょう。

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