なんだか最近、寝ても寝ても眠たい・・・。それもまぶただけが異常に重たいという症状はありませんか?
私も体の疲れはしっかりとれているはずなのに、「目だけが眠たい感じ」がすることがよくあります。PCに向かいすぎなのでしょうか?
今回は、目が重たく眠いという症状についてまとめました。
[ad#co-3]
たくさん寝たのに眠いのは眼精疲労かも?
眼精疲労とは
ただの疲れ目とは違い、睡眠をとっても症状が回復しない状態のことをいいます。
普通の疲れ目は、一晩ぐっすり眠ると目の疲れもとれるものですが、眼精疲労というのは睡眠や休憩をとったとしても、目のつらい症状が残ったり、回復したかのようにみえてもまた症状がぶり返してしまうものをいいます。
症状は
- 目の疲れ
- 目の痛み
- 急激な眠気
- 目のかすみ
- 頭痛
- 肩こり
- 不眠
- 吐き気
- 食欲不振
などです。
また、眼精疲労は非常にストレスがかかるため、自律神経の乱れをおこし、抑うつ、不安感などの症状もでる場合があるといわれております。
眼精疲労セルフチェック
□目が乾く
□まぶたを押すと痛い
□目の奥が痛い
□目が充血しやすい
□涙がよくでる
□頭痛がある
□まぶたがけいれんすることがある
□目の酷使によって吐き気がおこることがある
□首や肩がこる
□パソコンを長時間する(1日5時間以上)
□十分な睡眠をとったにもかかわらずまぶたが重く眠たく感じる
これらにチェックが多くつくほど、眼精疲労である可能性が高いといえます。
眼精疲労の原因4
1.眼の疾患
・視力の低下
近視、乱視、老眼などが進むと、ピントを合わせようと眼球の筋肉緊張が続き、目の疲れや肩こりがおこりやすくなります。
・ドライアイ
目を酷使する人やコンタクトレンズを使用している人がなりやすく、目の表面が乾燥してしまう病気です。目の疲れ、乾燥、痛み、まぶしさなどの症状があります。
・緑内障
眼圧が上がることで、目の疲れや頭痛がおこるなどの症状があらわれます。
・白内障と手術の影響
白内障は視力が低下し、まぶしいなどの症状があるため、眼精疲労の原因となります。
また、白内障の手術を受けられた方も、それまでと見え方が変わることによって眼精疲労がおこることがあるといわれております。
・斜視(しゃし)
ものを見るときに、わずかに寄り目になり、両目の視線が一致しないため、目に負担をかけ、眼精疲労の原因となってしまいます。
・眼瞼下垂(がんけんかすい)
眼瞼下垂は、加齢によってまぶたを持ち上げる筋肉が弱り、まぶたが垂れ下がってくる病気なので、ものを見る時に頭を後ろにずらすなどの努力をしないといけないので眼精疲労の原因になるといわれております。
2.環境によるもの
現代はパソコンを使う場面が多く、目の酷使は深刻化しているといえます。
パソコンやスマートフォンから発せられるブルーライトも眼精疲労の原因になることはもちろんですが、シックハウス症候群(住居の建材の化学物質による体への悪影響)からの眼精疲労も考えられるという報告もあります。
3.精神的なことによるもの
ストレスによってさまざまな不調がおこりますが、眼精疲労もそのひとつであるとされています。
4.体の不調
・生理の前
・耳や鼻の疾患
・更年期障害
・かぜ、インフルエンザ
・自律神経失調症
などの体調不良からくる眼精疲労も考えられます。
眼精疲労の自分でできる対処法
眼精疲労の症状をやわらげるためには、目の奥の血行をよくすることが効果的です。
1.温めて冷やすを繰り返す
蒸しタオルを目の上にのせて温めたあと、冷たいタオルで冷やすをくりかえすと目の血管が伸縮し、血行がよくなり眼精疲労解消に効果的です。
市販のものではこのようなものが便利ですね。
また、自分でも簡単に蒸しタオルが作れます。
(蒸しタオルの作りかた)
1.タオルを水でぬらして、しぼります。
2.お皿に「1」のタオルをのせて、電子レンジで1分ほどチンします。
3.やけどに気をつけてタオルがちょうどいい温かさになるように少し冷やす(理容院でひげそりの時に理容師さんが蒸しタオルを冷ましているのを参考にしてみてください)
引用元:からだポジティブ「こむら返りの痛みが次の日まで続く時の対処法」
2.目の疲れに効くツボを押す
眼精疲労に効果のあるツボをいくつかご紹介します。
3.目薬
眼精疲労の対処法はさまざまありますが、やはり特効薬として、市販の目薬を使って、症状をやわらげることもひとつです。
ドライアイ用、疲れ目用など用途にあわせて選んでいくべきですが、ここでは眼精疲労に効果的な目薬をご紹介します。
4.サプリメントを摂取する
目の疲れにはブルーベリーがよく効くといわれております。サプリメントで補ってみてはいかがでしょうか?
5.目の運動
目の運動のやり方
1.両目を見開きます。
2.目を上下左右に大きく回します。
3.右回りと左回りを数回ずつ行います。
4.目を閉じて少し休みます。
この目の運動を、パソコンを1時間やったら1セット行うなどすると効果的ですよ。
6.メガネを見直す
メガネやコンタクトレンズを定期的に調整することも大切です。
また、パソコンやスマホを長時間使用するときはブルーライトカットメガネを使用するなども効果的です。
関連記事もあわせてごらんください