赤ちゃんのへその緒の消毒はいつまで?無理に取っちゃダメ!

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赤ちゃんが産声をあげてこの世に誕生し、お母さんとつながっていた、へその緒が切り落とされた時が、まさにお母さんから自立する瞬間ですよね。

これからは自分の力で栄養を取り、生きていかなければなりません。へその緒は赤ちゃんにとっての命綱でした。

今回はそんな大事なへその緒の処理についてまとめました。

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へその緒が取れる前の消毒のしかた

1日1回、ベビーバスでの沐浴の後の清潔でお肌がふやけている時にします。

1.ママの手指の消毒をします

2.消毒液(マキロンなど)を綿棒につけます

3.へその緒をもちあげ、すきまの淵(ふち)の部分の、ジュクジュクした部分を綿棒でやさしくふき取ります。

4.ガーゼなどもあてたりせず自然に乾燥させて、できあがりです。

*乾くまでオムツなどでおへそを覆わないようにします。

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へその緒が取れた後の消毒のしかた

へその緒が取れた後も、取れる前とほぼ同じでよいのですが、おへその内側の淵(ふち)に汚れやカスがついている時は、おへそをやさしく広げて、ベビーオイルなどをつけた綿棒でとってあげてから、取れる前と同じように消毒しましょう。

へその緒の消毒はいつまで続ければいいの?

病院によって、または赤ちゃんの状態によって、それぞれ対応が違うようです。

へその緒の消毒をすすめられる場合と、自然乾燥をすすめられる場合とがあるようです。これは退院前に助産師や看護師に指導してもらえますのできちんと聞いておきましょう。

なので、消毒をおこなっている場合は、へその緒がとれて、ジュクジュクがなくなり乾燥した状態になれば消毒も潮時です。

しかし私は心配性なので、取れた後も1カ月検診の時までやり続けていました。

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へその緒をきちんと消毒しないと?

臍炎(さいえん)

へその緒が取れた後、ジュクジュクや出血が続き、そこからバイ菌が入ってしまい、赤く腫れたり、膿がでてきたり、発熱したりする症状です。

悪化すると、においのする膿がでたりする場合もあります。その場合は早めに小児科を受診しましょう。

病院では抗生物質の飲み薬や、塗り薬などを処方されます。

臍肉芽種(さいにくげしゅ)

へその緒がとれる時に、へその緒の一部がおへそに残ってしまうと、へその緒を再生しようとするはたらきによって、しこりのような肉芽が赤く盛り上がってくる状態になることをいいます。

病院での治療方法は、切除したり、硝酸銀で焼いたりして治療します。

なんとも痛そうに聞こえますが、肉芽のしこりの部分には、神経が通っていないため、赤ちゃんが痛い思いをすることはありませんので安心してくださいね。

へその緒は無理に取っちゃだめ!

赤ちゃんのおへそはとてもデリケートで、無理にとってしまうと、不必要に傷口ができてしまい、そこからばい菌が入り、感染症をひきおこしてしまうおそれがあります。

自然にとれるまで待ちましょう。

へその緒はいつごろ取れるの?

生後2週間~3週間ぐらいで自然にとれます。

取れて出血した場合は?

泣いたときや、うんちをするときにお腹に力がかかり、へその緒がとれた傷口から出血してしまうこともあります。消毒をして様子をみましょう。

出血が続く場合は、バイキンが入ったり、または感染症をおこしている可能性もあるので、出産した産婦人科に相談、または小児科に受診してみましょう。

取れたへその緒の保管方法

取れたへその緒は、ケースに入れて保管しておくのがいいのですが、いくつかコツがあるのでご紹介します。

1.取れたへその緒をティッシュなどの上に置いて数日間、干して乾燥させます。

2.お菓子や焼き海苔などに入っている乾燥剤と、へその緒用の保管ケース(できれば桐製がよい)を用意します。

3.へその緒を和紙か清潔なガーゼに包み、乾燥剤と一緒に、へその緒ケースにしまってできあがりです。

「へその緒保管ケース 一覧」

*桐製は通気性が良く、腐りにくく、また防虫効果もあり軽いので、へその緒保管に向いている材質といえます。

 

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