かゆい虫刺され。大切な赤ちゃんが虫さされになったらどうしましょう?かゆそうでかわいそうですよね。
でも、腫れて水ぶくれになってしまったときにもあわてないで対処しましょう。
今回は赤ちゃんが虫に刺されたときの対処法、虫よけ対策などをまとめました。
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虫はどういうところに寄ってくるの?
虫は代謝が高い人に寄ってくるといわれております。
代謝が高いというのは、体温が高く、汗をよくかき、呼吸数も多いことなどをいいます。
赤ちゃんや子供はまさに代謝が高いといえますね。
雨上がりの湿気が多い日などは、特に虫がたくさん発生しますので、公園や川辺に行くのは控えるか、万全の虫対策をしてお出かけしましょうね。
虫刺されが水ぶくれになる原因は?
赤ちゃんは皮膚も薄く、かゆいときは我慢するということができませんので、虫刺されの箇所を、かきすぎることによって水ぶくれになってしまうことがあります。
また、そもそも刺されただけで水ぶくれになる、または虫刺されのたびに水ぶくれを起こしてしまうという場合は、虫の唾液へのアレルギーによる可能性もあります。
皮膚が薄い部分(まぶた、手首、足首)は特に刺されやすく、腫れやすいのでよく見てあげましょう。
虫刺されの水ぶくれをかきこわすととびひに!
赤ちゃんや小さいお子さんは、かいてはダメといっても、寝ている時など無意識でかいてしまい、傷口から黄色ブドウ球菌が入り、化膿して、水ぶくれをかきこわすなどして、その中身である浸出液(水ぶくれの中身の液体)が、皮膚の他の部分につくとそこから、とびひになってしまいます。
また、お風呂に入って温まると虫刺されした部分のかゆみが増すので、刺された当日などかゆい日の入浴は短時間で切り上げるようにするとよいですよ。
虫刺されした時の対処法
・流水で洗い流す
・かゆみがある場合はさらに保冷剤で冷やす
・虫刺され薬を塗る
・かきこわしを防止するかゆみ止めパッチを貼る
・爪を切っておく、またはミトン(手袋)をつけておく
もしかきこわしてしまったら
ただちに、液体がでた部分を流水で洗い流し、清潔なタオルで拭き取り、「ムヒ・ベビー」などの薬を塗り、ガーゼをつけて保護しましょう。
飛び散った可能性のある周囲の皮膚はマキロンなどで消毒しましょう。とびひを回避できるかもしれません。
とびひになってしまったら?
とびひまでなってしまったら自宅治療だけではなかなか治せません。
少しでも広がりを防ぐためにも、皮膚科か小児科を受診する必要があります。
軽い場合は塗り薬(抗生物質)だけ処方される場合もありますが、通常は抗生物質と抗ヒスタミン薬(かゆみ止め)の飲み薬がされるようです。
とびひについて詳しくは「赤ちゃんがとびひの時にお風呂は入れる?原因と対処法」をごらんください。
虫刺されしない工夫をしましょう
・虫よけグッズを部屋に取り付ける
・お出かけするときは虫よけ対策をする
はがしてしまわないよう衣服のうえから背中に貼るのがおすすめです。
・赤ちゃんの寝床に蚊帳(かや)をかけてあげる
・雨上がりの日や湿気の多い日は川辺で遊ばない
雨上がりの日は特に、湿気を好む蚊などの虫がたくさん発生します。
・網戸で過ごす
網戸で過ごす時の注意点ですが、網戸の1つ前の窓ガラスは最後まで開けましょう。
中途半端に開けると、すきまができてそこから虫が入ってきます。
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