三半規管の鍛え方!もう乗り物酔いなんてこわくない!

♥頭

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乗り物酔いは「三半規管が弱いからだ」という説は、一度は聞いたことがあるでしょう。

私も自分の運転する車は大丈夫でも、人の運転する車は酔うことが多々あります。

また自動車学校にて、運転を体感するというもので3Dのゲームのような機械に乗ったことがありますが、それでも酔ってしまいました。

さらに、遊園地のコーヒーカップなどのようにクルクル回るものも苦手です(ジェットコースターの回転系はなぜか酔わない)

おそらく三半規管が弱いのでしょう。

今回は乗り物酔いを改善できるかもしれない、三半規管の鍛え方というものをまとめました。

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三半規管とは?

三半規管とは、鼓膜の内側である「中耳」にあります。

1.前半規管

2.後半規管

3.外側半規管

という3本を合わせて「三半規管」といいます。

三半規管は、身体の平衡感覚をつかさどる重要な役目をはたしています。

この三半規管が正常にはたらかないと、めまいや乗り物酔いといった症状をひきおこしてしまいます。

三半規管が弱いとおこる症状

めまい

吐き気

乗り物酔い

3Dの画面を見ても酔う

などがあります。

乗り物酔いの原因は?

乗り物に乗っている時、景色などが目に入ってきます。この視覚による情報と体感(三半規管の平衡感覚)にズレが生じます。

この「ズレ」によって、感覚が混乱してしまい、三半規管がうまく働かず、自律神経のバランスが崩れることが原因でおこるといわれております。

三半規管がうまくはたらかないと、メニエール病などの病気につながる可能性もあります。

乗り物酔いに関しては「乗り物酔いでどうしようもない時はツボを押してみよう!」をごらんください。

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三半規管を鍛えるためにできること

何を鍛えるにもそうですが、三半規管を鍛えるためには、自分が苦手な「目が回りやすい動き」を見つけて、その動きに徐々に慣れて克服していくことが効果的です。

三半規管がもともと強い人もいますが、フィギュアスケートの選手だって、毎日毎日回る練習をしているからこそ、三半規管が鍛えられ目が回らないのです。

少しづつとはいっても、今までできなかったことに取り組むと、はじめのうちは、目が回ったり気分が悪くなったりするかもしれませんが、決して無理せず、気長に取り組んでみるとよいですよ。

でんぐり返し(前転、後転)

でんぐり返し(前転や後転)をしている時、自分が今どこを向いているのか認識しづらくなるかと思います。まさに、目から入ってくる情報(視覚からの情報)と体感(三半規管の平衡感覚)とが「ズレ」た状態になります。この乗り物酔いしやすい状態に免疫をつけるために、このでんぐり返し(前転や後転)で練習するのはとてもいい鍛えになります。

敷布団(マットレス)を敷いて、はじめのうちは1回から行い、徐々に回数を増やしていくとよいでしょう。

ブランコにのる

ブランコはまさに、視覚からの情報と体感のズレを体験できる遊具です。

体が慣れるまで、少しづつ振り幅とスピードをあげていきましょう。

ちなみに私は、以前子供と一緒に公園でブランコに乗っただけでもめまいがしました(三半規管弱すぎですね・・・)が、毎日乗り続けていると、めまいがしなくなったので、やはり継続は力なりですね。

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水泳

水泳も三半規管を鍛えるのに有効だといわれております。

また水泳は水に浮くことにより、体への負担も軽い運動なので、関節を曲げるのがつらいなどという方にとってもいいのではないでしょうか?

トランポリン

バランス感覚が養える運動の一つであり、三半規管の鍛えにも効果があるといわれております。特にバランス感覚を必要とされるスキー選手などは、トレーニングにトランポリンを取り入れていることも多いです。

今は、家庭用のトランポリン(直径1.2メートルほど)もあり、ダイエット効果も期待できます。

ただ跳んでいるだけで体の力が抜けるような気持ちよさがあり、身体のゆがみを矯正するはたらきもあるといわれております。わが家にもトランポリンあります。こどもの遊び用具にもなりますよ。

バランスボール

バランスボールに座っているだけでも、体全体の筋肉を使い、また、三半規管の平衡感覚が駆使されますので、三半規管を鍛えるにはもってこいです。

バランスボールに座りながらTVでも見て過ごすのはいかがですか?

ツボ

平衡感覚を正常にはたらかせる効果のあるツボを刺激するのもひとつの方法ですね。

完骨(かんこつ)

 

頭竅陰(あたまきょういん)

 

翳風(えいふう)

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目をつぶって歩く練習

こちらも平衡感覚が養われ三半規管が鍛えられます。慣れるまで壁にぶつかったりもするかもしれませんが、広い場所で練習してみましょう。

頭をふる

ロックバンドのライブを見に行って頭を振る・・・のは少しハードなので、「頭をふる」というよりは、ラジオ体操の中に、首をひねったり回したりする運動があるので、あのようにゆっくり首を回して徐々に回ることに慣れていくのも効果的です。

私なんかは、これをやるだけでも目が回ります。なので三半規管が鍛えられているのでしょう。

頭をふったり、首を回したりすることによって首のこりや肩こりも解消されるし一石二鳥です。

回転いす

回転いすを使って、左右、両方向に回ってみましょう。目が回りますよね。

とにかく無理をせず少しづつ慣れていきましょう。

片足で立つ練習

片足で立つことによって平衡感覚が養われ、三半規管が鍛えられます。

平均台などを歩くのも効果的です。平均台なんて自宅にないと思いますので、おうちのフローリングの床の板を平均台と見立てて歩いてみるなどはいかがでしょうか?

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