これから冬になると、年末の忘年会シーズンは飲み会の予定がわんさか入ってきますね。
楽しい反面、飲みすぎた次の日の二日酔いのつらいことといったら・・・。
しかも会社の飲み会だと、仮病もつかえないし、地獄です。仕事になりません。
今回は、二日酔いから少しでも早く回復する方法をまとめました。
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二日酔いの原理
お酒(アルコール)を飲むと、肝臓の中のアルコール脱水素酵素によって、アセトアルデヒドという物質に分解されます。
そして、アセトアルデヒドはさらに酢酸へと分解されて、最後は水と二酸化炭素に分解されて、血液によって全身に運ばれるか、体外へ排出される。という流れになっております。
このアセトアルデヒドという物質は非常に毒性が強いもので、肝臓のアルコールの処理能力を超えた量のお酒を摂取した際に、酢酸まで分解しきれず残ったアセトアルデヒドがまた血液によって体中を回った時に、その毒性によって、頭痛や吐き気などの症状をおこしてしまうというわけです。
二日酔いの対処法
寝る
「ずばり!寝る」のが、お酒を抜くには一番です。通勤時に電車に座れるなら電車で寝る、ぜいたくだけどタクシーを使って移動時間も寝る、出勤時間を遅らせる、など少しでも寝ましょう。
水分補給をする
ここは飲む点滴OS-1がおすすめです!
常温に保存しておいたポカリスエットやアクエリアスでもよいですよ。。
またはお水でもよいでしょう。冷たすぎる水は吸収速度が遅くなってしまうので、できれば生ぬるく温めた(マグカップに水を入れてレンジで軽くチンする)ほうがよいですよ。
アルコールを分解する際に、大量の水を必要としますのでとにかく水分補給が大切です。
吐く
吐いたあとは必ず水分補給しましょうね。
口の中に指を突っ込んで無理やり吐く!という強者もいますが、私はこわくてそれができないので、トイレに行ってみて、顔を下に向けて自然に吐きそうになったら吐いてしまうと楽になりますよ。ちなみに「イヤなにおいをかぐ!」とすぐに吐けますよ(笑)
二日酔いに効くツボを刺激する
期門(きもん):二日酔いや悪酔いを解消する効果がある
健理三針区(けんりんさんしんく):肝臓のはたらきをよくし、アルコールの分解を促進する効果がある
頭痛がある場合は「コーヒーを飲む」&「冷やす」
また、コーヒーに含まれるカフェインは血管を収縮させる作用があるので、二日酔いの頭痛に効果的との報告もあります。
二日酔いによって頭が痛い場合は、血管が拡がっている状態になっているので、ズキズキ痛む箇所を保冷剤などで冷やすとよいですよ。
シャワーをあびる
血行を良くするので、アルコールの分解を早めるために効果的です。
ハイチオールCを飲む
お肌の味方のハイチオールCに含まれている、L-システインという成分が、肝臓の解毒作用を高める働きがあり、二日酔いに効果抜群です。
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強烈な吐き気の対処法
・吐き気によく効く漢方薬を飲む
五苓散(ごれいさん):体の水分の循環をよくする漢方です。吐き気・嘔吐・むくみに効果的です。
このほかにも
などがあります。
・吐き気に効くツボを刺激する
こちらのツボは吐き気によくききます。
飲む前の対策
すきっ腹に飲まない
食事をしながら飲むか、事前にごはんなどの食事を済ませてから飲むと、悪酔い度が少なくなります。
お酒を飲む前にドリンクかサプリメントを飲む
できれば、ドリンクかサプリメントを飲んでから、お酒を飲むとよいですよ。
お酒の合間に水を飲むようにする
「酒を飲んでる時に水なんか飲めるかよ!」といわれてしまいそうな気もしますが、アルコールを分解するためには水が必要なので、何杯かに一杯は、コップ一杯のお水を飲むようにすると、二日酔い防止に役立ちますよ。
二日酔いの時にしてはいけないこと
・サウナ
「サウナで汗をかいて酒をとばす」とか言う人もいますが、アルコールを分解する際には、たくさんのお水が必要です。
二日酔いをしている体は脱水状態にあります。
サウナに入ることにより、たくさんの水分が失われ、脱水症状をさらに加速させてしまいます。
なので、二日酔いで体調が悪い時にサウナに入ってさらに具合悪くなってしまう場合もあるのでやめておきましょう。
・頭痛薬
頭痛薬もお酒と同じく肝臓で処理されるので、お酒の処理をしているさなかに頭痛薬も入ってくるとなると、肝臓に負担がかかり、二日酔いがひどくなるおそれがあります。
・迎え酒
迎え酒も同様、ただでさえ二日酔いで肝臓も疲れているところ、さらに負荷をかけてしまい、最悪の場合は、アルコール依存症の入口にもつながってしまいます。
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