日焼け後のお肌がピリピリ・・・。それもそのはず。日焼けはやけどの一種です。
そもそも日焼けする前に日焼け止めを塗るなど日焼け止め対策をすべきですが、ちょっとそこまでのお買い物のつもりで日焼け止めも塗らず出かけたら、たまたまママ友と会ってしまい立ち話をしているうちに、外にいる時間が長引いてしまい日焼けしてしまった!などうっかりミスはだれでもあるものです。
でも日焼けはやけどと同じなので、直後の処置がとても大切になってきます。
今回は、日焼け後の応急処置の方法と紫外線対策についてまとめました。
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日焼け後すぐにやってはNGなこと
日焼け直後のほてった状態の肌にクリームなどをつけすぎてはいけません。
「シミになっては大変!!」と美白ケアをあせり、ホワイトニング効果のあるクリームなどを日焼けした部分を十分冷やす前に塗るのはよくありません。
ワセリンやクリームなどをほてったままのお肌に塗ってしまうと肌の熱が放出されず炎症をおこし水ぶくれや感染症などにつながる可能性もでてきますのでお肌を冷やし、ほてりをさますことを第一に考えましょう。
外出中に日焼けを冷ましたい時のアイデア
・最寄りのコンビニやスーパーにて氷を買う
コンビニやスーパーなどで売られている氷を買いハンカチかハンドタオルを巻いてほてった部分に当てます。
・冷えたペットボトルのジュースを買う
自動販売機やお店に入り冷えたジュースを買いハンカチかハンドタオルを巻いてほてった部分に当てましょう。
日焼け直後の処置
日焼け直後の処置の順番は非常に大切です。
1.冷やす
日焼けはやけどと同じなので、とにかくまず冷やしましょう!
日焼けしたお肌を冷やす方法
・流水で冷やす
やけどをした際にも、水道水を流しっぱなしにして患部を冷やすのが効果的ですよね。可能な限り早めに流水で冷やしましょう。
・氷を入れた洗面器の水でタオルをしぼったものを患部に当てる
ふつうのお水だと何度かタオルを入れてしぼるとすぐにぬるくなってしまいます。なのでやはり可能な限りですが、氷と水の入った洗面器でタオルをしぼり何度も日焼けした部分に当てて冷やしましょう。風邪をひいたときなどに熱をさますためにおでこのタオルをとりかえてあげるのと同じ要領ですね。
・氷をビニール袋に入れてタオルでくるみ患部に当てる
・保冷剤(ケーキなどについてくるものでよい)をタオルでくるみ患部に当てる
氷ビニール袋も保冷剤も直接長い時間あてすぎると、今度は低温やけどの原因になってしまうのでタオルにくるむようにしましょう。
2.水分補給
十分に冷やし日焼けが落ち着いたら、次は水分補給をします。
この時
・肌から(化粧水などによる)の水分補給
・体から(水などを飲む)の水分補給
の両面からのアプローチが必要となってきます。
消炎作用があるといわれているアロエ成分が入っててなおかつ低刺激な化粧水がおすすめです。
ですが本当のアロエを使ってケアしたいという方もいらっしゃる(私の母もやっていた)かと思いますが、日焼けの急性期をすぎて落ち着いてからにしましょう。
ちなみに生のきゅうりやアロエを使ったやけどの対処法は刺激が強いためおすすめできないという医師もいるようです。
3.保湿(1日~2日後)
日焼けもひどい場合は、「1.冷やす2.水分補給」をしても2日~3日くらいお肌のほてりが冷めずに熱をもっている場合もあります。
ほてりが冷めない場合は「1.冷やす2.水分補給」を繰り返し行い、ほてりが冷めた時点で「3.保湿」に入りましょう。
くりかえしになりますが、お肌に熱をもった状態で保湿クリームなどを塗ると肌の熱が放出されず炎症をおこし水ぶくれや感染症などにつながる可能性もでてきます。
十分にお肌のほてりが冷めたら
・顔の場合はコットンマスクなどに乳液や美容液を含ませ10分ほど湿布する。
・体の場合はボディーミルクなどを体にまんべんなく塗る。
4.サプリメントでビタミン・コラーゲンを補給する
サプリメントなどによってビタミンC・ビタミンEを補給してシミになるのを防ぎ、コラーゲンを補給し紫外線によるお肌の老化を食い止めましょう。
5.睡眠
寝ると成長ホルモンが分泌されることにより新しい細胞が生まれお肌のダメージを修復してくれるという効果があります。
それと日焼けすると体力が消耗するのでゆっくり眠りましょう。
でも紫外線は悪いことばかりじゃない
紫外線対策だとか日焼け対策だとか、紫外線は害のある一面もありますが、紫外線の中でもUVBと呼ばれるものはシミやしわの原因になるともいわれておりますが、一方で人の体にとって必要なビタミンDを作り出してくれるのです。
「牛乳を飲んで外でいっぱい遊べば大きくなる」と教えられてきましたが、牛乳からカルシウムを摂取して外で太陽の光を浴びて、体内のビタミンDを増やすことによりカルシウムの吸収を助けたり免疫力をアップさせたりすることもできる太陽光はとても大事な自然の恵みなのです。
太陽を浴びるといっても素肌にガンガン直射日光を当てなきゃいけないということではありません。
日焼け対策をしていても、外にいけば太陽の光は必要な分自然と浴びることができるので外出するときは必ず紫外線対策をしましょう。
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日焼け対策
1.日焼け止めクリームを塗る
日焼け止めクリームには2種類の成分に分けられます。または両方が配合されている日焼け止めもあります。
自分の肌に合った日焼け止めを使用するということが大事になってきます。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
紫外線吸収剤
紫外線を吸収して熱エネルギーに変え、紫外線が皮膚の中に入ってくるのを食い止める働きがあります。多くは合成化合物からできています。
主成分:バラアミノ安息香酸誘導体、ケイ皮酸誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体など。
メリット:日焼け止め効果が高い。透明で白浮きしない。汗に強い。
デメリット:合成化合物であるがゆえに敏感肌の人には負担になってしまう場合もある。
紫外線散乱剤
紫外線を物理的にはね返す働きがあります。多くは鉱物由来の成分からできています。
主成分:酸化チタン、酸化亜鉛など
メリット:刺激が少ない。
デメリット:紫外線吸収剤よりは日焼け止め効果は少ない。白浮きしやすい。汗に弱い。
SPF・PAって何?
日焼け止めに「50SPF」とか「PA+++」などの表示を見かけるかと思いますがあれは
SPF
お肌をUVB(日焼け・サンバーンをおこす紫外線)からどの程度防げるかという数値。数値が高いほど日焼け止めの効果がある。
PA
お肌をUVA(しわ・たるみなどの老化を進める紫外線)からどの程度防げるかという数値。+が多いほど効果が高い。
下記の日焼け止めを参考にしてみてください。↓
2.肌の露出を控える
ポリエステル、ウールは紫外線を9割以上カットすることができると言われております。
なので、素材はポリエステルで、色は白などの淡い色の長袖でできればU Vカット加工されている生地でできているものをはおる。
同じくストールを首に巻く、手袋をつける、UVカットメガネ(またはサングラス)をつけるなど。ここまで全装備すれば紫外線対策ばっちりですね。
さらにもう一つコツがあります。
白と黒の色を使い分けるということです。
ポイント
色の特性
白→光を反射(はね返し)する
黒→光を吸収する
紫外線対策は上から当たる日光だけではなく、地面からの照り返しも考慮しなくてはなりません。
なので日傘が白だと地面からの照り返しの紫外線は防ぐことはできません。
逆に黒は光(紫外線)を吸収してくれる分、暑くなります。なので帽子が黒だと暑く感じます。
引用元:からだポジティブ「日光湿疹がかゆい!薬は効く?日傘は白と黒のどっちがいい?」
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