日光湿疹がかゆい!薬は効く?日傘は白と黒のどっちがいい?

♥皮膚

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晴れた日には太陽をいっぱい浴びると気持ちいいものですが、一方で、お日さまにあたると、日光湿疹がでてかゆくなってしまい、夏が来ると憂鬱になってしまう人もいるのです。

今回は日光湿疹の原因と対処法についてまとめました。

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日光湿疹とは?

日光湿疹とは、太陽の光にあたると顔、首、手などに湿疹がでたりかゆみが起きることをいいます。

日光湿疹の原因は?

日光湿疹の原因は紫外線アレルギー(日光アレルギー)によるものです。

また、日光湿疹がでやすい人は、ステロイドホルモンといって炎症を起こすホルモンを抑える働きをするホルモンの分泌が少ないとも言われております。

紫外線アレルギーとは?

日光アレルギー日光過敏症日光性皮膚炎とも呼ばれています。

4月くらいから夏にかけて紫外線が強くなる時期になると、太陽を浴びることによって体や顔などに湿疹ができたり、かゆみがでたり、赤く腫れたりアレルギー反応をおこすことをいいます。

さらに症状が悪化すると、皮膚疾患だけではなく体にも、頭痛、発熱、吐き気などの症状がでてきます

昔と今では紫外線の量が違う

紫外線の量は気象庁が測定しておりますが、その情報によると1990年~2010年(1990年測定開始)の間で、紫外線の量は8.9%増加しているとのことです。さらにオゾン量も年々減っていっていることを想定すると、実際に地上に届いている紫外線の量はさらに増えている(最大18.5%)と考えられています。

昔と今とでは紫外線の量が違うということも、紫外線アレルギーの人が増えた原因のひとつといえそうです。

紫外線アレルギーの検査もできる

皮膚科、大学病院などの大きな病院の皮膚科、アレルギー科にて「光線過敏症テスト」という検査を受けることによって、紫外線アレルギーなのかどうかを知ることができます。

自分でできる対処法

湿疹の原因が紫外線だけなのかどうかの検査も含めて、やはり病院で診てもらうのが一番いいのですが、市販の薬を使って少し様子をみたい場合もあるでしょう。

その場合は

☆ステロイド抗炎症剤→湿疹のひどい箇所にピンポイントで使う

「ステロイド市販薬一覧と商品の特徴」

 ☆湿疹治療薬(非ステロイド)→湿疹全体で広い範囲に使う

「湿疹治療薬(非ステロイド)」

 と使い分けるとよいと思います。

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紫外線対策

1.日焼け止めクリームを塗る

日焼け止めクリームには2種類の成分に分けられます。または両方が配合されている日焼け止めもあります。

自分の肌に合った日焼け止めを使用するということが大事になってきます。

それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

紫外線吸収剤

紫外線を吸収して熱エネルギーに変え、紫外線が皮膚の中に入ってくるのを食い止める働きがあります。多くは合成化合物からできています。

主成分:バラアミノ安息香酸誘導体、ケイ皮酸誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体など。

メリット:日焼け止め効果が高い。透明で白浮きしない。汗に強い。

デメリット:合成化合物であるがゆえに敏感肌の人には負担になってしまう場合もある。

紫外線散乱剤

紫外線を物理的にはね返す働きがあります。多くは鉱物由来の成分からできています。

主成分:酸化チタン、酸化亜鉛など

メリット:刺激が少ない。

デメリット:紫外線吸収剤よりは日焼け止め効果は少ない。白浮きしやすい。汗に弱い。

SPF・PAって何?

日焼け止めに「50SPF」とか「PA+++」などの表示を見かけるかと思いますがあれは

SPF

お肌をUVB(日焼け・サンバーンをおこす紫外線)からどの程度防げるかという数値。数値が高いほど日焼け止めの効果がある

PA

お肌をUVA(しわ・たるみなどの老化を進める紫外線)からどの程度防げるかという数値。+が多いほど効果が高い

下記の日焼け止めを参考にしてみてください。↓

「花王・日焼け止め各種」

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2.肌の露出を控える

ポリエステル、ウールは紫外線を9割以上カットすることができると言われております。

なので、素材はポリエステルで、色は白などの淡い色の長袖でできればU Vカット加工されている生地でできているものをはおる。

同じくストールを首に巻く、手袋をつける、UVカットメガネ(またはサングラス)をつけるなど。ここまで全装備すれば紫外線対策ばっちりですね。

さらにもう一つコツがあります。

白と黒の色を使い分けるということです。

ポイント

色の特性

白→光を反射(はね返し)する
黒→光を吸収する

紫外線対策は上から当たる日光だけではなく、地面からの照り返しも考慮しなくてはなりません。

なので日傘が白だと地面からの照り返しの紫外線は防ぐことはできません

逆に黒は光(紫外線)を吸収してくれる分、暑くなります。なので帽子が黒だと暑く感じます

紫外線対策の理想のスタイル

日傘→黒

地面からの照り返し防止のため。

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帽子→白(淡い色)

頭が暑くなりすぎないようにするため。

表地(見えるところ)が白で、裏地(帽子の中)が黒など色がついたものだと理想的ですね。

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Tシャツ→黒

紫外線を吸収してくれます。

長袖のはおりもの→白(できればポリエステル素材でUVカット加工のもの)

光をはね返すので涼しく感じます。

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紫外線対策をばっちりして夏を乗り切りましょうね。

関連記事もあわせてごらんください

「日光湿疹がかゆい!薬は効く?日傘は白と黒のどっちがいい?」

「日光アレルギーの症状で目がかゆい!原因と対処法」

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