気象病という言葉を聞いたことはありますか?天気は体調にも影響するようです。
今回は梅雨時期のだるさの理由や解消法などをまとめました。
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梅雨時期のだるい理由は?
1.自律神経の働きが乱れるため
血管の拡張、収縮をコントロールするのも自律神経、体温調整をするのも自律神経です。
梅雨時期は寒暖差が激しいため自律神経の働きがついていけないのです。
2.湿度が高いため
梅雨時期は湿度が高く体内に余分な水分がたまりがちになるため、体がだるくなります。
3.梅雨時期は気圧が低いため
低気圧の時は空気中の酸素濃度が薄いため、酸素不足となりやすくその酸素不足から眠気が起こると言われております。
例えば、眠くてあくびが出る時は体が大量の酸素を必要として空気を吸い込むといわれているように、酸素不足は眠気を起こしてしまいます。
さらに低気圧により体がリラックスしすぎてしまい、副交感神経が優位に働いてしまうため、だるくなったり眠たくなったりしてしまうといわれております。
4.雨の日が多く日照時間が少ないため
太陽の光を浴びる機会が少ないとセロトニンが不足しがちになります。
セロトニンとは「幸せホルモン」とも呼ばれていて不足すると、だるくなったり、やる気がなくなったりします。
気象病とは?
日本は四季があり世界中を見渡しても気象の変化が激しい国です。
さらに健康不健康にかかわらず、「天候は体調に影響をあたえる」と感じる人は実に10人中8人の割合でいるそうです。
さらに現代は地球温暖化の影響もあり気温の変化も激しく体調を崩すもととなっているようです。
例えば、雨が降りそうな日は眠くなったり体がだるかったり、古傷が痛んだりすることはありませんか?
このように気象の変化が体に影響をもたらし持病が悪化したり体調不良になることを「気象病」といいます。
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梅雨時期の眠けとだるさを解消する方法
1.運動
ここでの運動は激しいものではなく、軽く体を動かすという意味合いのものになります。軽い運動をすることによってさらにセロトニンの分泌を増やすこともできます。
例) ウォーキング、体操など
2.利尿作用のある食べ物を食べる
湿度が高く体に水分がたまっているので利尿効果のある食べ物を上手にとりいれてみるのもよいでしょう。
利尿効果のある食べ物
果物:アボガド、バナナ、キウイ
野菜:トマト、ほうれん草、かぼちゃ、にんじん、ごぼう、
芋類:じゃがいも、さといも、さつまいも
豆類:納豆、枝豆
海藻類:昆布、わかめ
3.自律神経を調節する
★睡眠は6時間~7時間眠る。
★朝起きたら太陽の光をあびて体内時計をリセットする。
★ぬるめのお風呂に入ってリラックスすることも副交感神経の働きをよくします。
またお風呂に入ることによって汗をかきむくみも解消されます。
4.ツボを押す
梅雨の体調不良に効果的なツボがいくつもありますのでツボ押しをしてみてはいかがでしょう?
梅雨時期の体調不良に効果のあるツボ5
1 豊隆(ほうりゅう)
デトックスのツボともいわれ、体内の余分な水分を排出することができます。
2 百会(ひゃくえ)
頭痛を解消するといわれているツボ。それ以外にも血行促進、リラックスの効果があるといわれています。
3 印堂(いんどう)
頭痛・鼻の疾患・不眠に効果的なツボです。
4 労宮(ろうきゅう)
食欲不振、吐き気に効果的です。
5 肩井(けんせい)
血液、リンパ、神経の通りがよくなる。肩こり、肩こりによる頭痛にも効果があります。
6 合谷(ごうこく)
肩こりをはじめ、体全体の不調に効果のある万能なツボといわれています。
引用元:からだポジティブ「梅雨の頭痛などの体調不良の症状の対策に効果的なツボ5」
このほかにも
湧泉(ゆうせん)
むくみを解消する。元気になるツボともいわれております。
太衝(たいしょう)
肝機能を改善、冷え、不眠、ストレス、肩こり、疲れ目、二日酔い
というものもあります。
漢方薬も効果的
漢方薬は体調不調を多角的に改善してくれます。
効果的な漢方は?
中医学では梅雨による体調不良を「湿邪(しつじゃ)」と呼んでいます。
なので、漢方薬も上手に取り入れていくとよいですよ。
おすすめは「半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)」です。
半夏白朮天麻湯の効果
体内の水分毒素をとりのぞく
むくみ解消
頭痛
めまい
吐き気
嘔吐
手足の冷え
引用元:からだポジティブ「 梅雨の頭痛などの体調不良の症状の対策に効果的なツボ5」
梅雨時期の体調管理は大変ですが、なんとか乗り切っていきましょうね。
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