熱中症対策!予防と症状を和らげる食べ物やドリンクは?

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もうすぐ夏ですが、熱中症対策、夏バテ対策はできていますか?

今回は熱中症を予防、または熱中症になってしまった時の症状を少しでも和らげる効果のある食べ物や飲み物をまとめてみました。

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水分補給が大事

汗をかくことによって水分が奪われていきますのでやはり水分補給が大事です。スポーツドリンクや経口補水液、麦茶などを口に含むようにちょこちょここまめに飲むのがポイントです。のどが渇いたからといってガバガバ飲んでも成分が吸収されにくいし、胃腸が冷えておなかをこわしてしまうこともありますので、「のどが渇いたな」と感じる前に飲めるのが理想的ですね。

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熱中症の予防と症状を緩和する栄養成分と食品

カリウム

汗をかくと塩分(ナトリウム)が排泄されると同時にカリウムも排泄されてしまいます。カリウムが失われると細胞内が脱水症状をおこします。細胞内が脱水すると熱中症が回復しづらくなります。さらに、筋肉の収縮を助ける(よくする)働きもあるので、普段から適度に摂取しておくことで、熱中症の回復力を高めることが可能です。

カリウムを多く含んだ食品

バナナ、じゃがいも、さといも、ほうれん草、海苔、ひじき、パセリ、落花生、そら豆、いんげん豆など

ビタミンB1

ビタミンB1が不足すると糖質を分解できず、疲労物質(ビルビン酸や乳酸など)が抜けず、疲れがたまりやすくなります。また、食欲不振、倦怠感、手足のしびれ、むくみなどの症状があらわれることがあります。

ビタミンB1を多く含んだ食品

ウナギ、豚肉、ハム、海苔、大豆など

土用丑の日にウナギを食べるのは理にかなってるのですね。

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クエン酸

疲労の原因となる乳酸の発生をおさえ、疲労回復の効果を発揮します。また、パロチン(唾液から分泌される成長ホルモンのひとつ)の代謝も活発になるため老化防止の効果もあります。

パロチンとは・・・人間の唾液腺から分泌される成長ホルモンのひとつで、「若返りホルモン」とも呼ばれています。梅干しやレモンなど酸っぱいものを食べたり耳たぶの2~3㎝下の少し痛いなと感じる部分を押してあげても分泌されるそうです。それと、よく噛んで食べることによっても唾液がたくさん分泌します。

クエン酸を多く含んだ食品

レモン、グレープフルーツ、梅干し、オレンジ、お酢など

レモンのはちみつ漬けなどは学生の部活の時などに用意されることもありますが、こちらも理にかなってますね。

レモンのはちみつ漬けレシピ

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熱中症の症状を緩和する市販の飲み物

経口補水液と同じものを手作りすることもできます

ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンクや市販の経口補水液の味が苦手な人は水に梅干しをいれたものか、手作りの経口補水液体からポッカレモンの代わりにはちみつを入れるなど工夫をしてもよいでしょう。

経口補水液の作りかた
水500ml(500mlのペットボトル1本分)
砂糖 大さじ2杯
塩  小さじ1/4杯

ポッカレモン 適量 (レモンやグレープフルーツのしぼり汁でもよい)

計量スプーンがない場合は
大さじ→カレースプーンくらい
小さじ→ティースプーンくらい
小さじ1/4→ひとつまみくらい

熱中症・夏バテの原因になる食べ物

冷たいもの

暑いとついつい冷たい飲み物をがぶがぶ飲みたくなってしまいますよね。でも冷たい飲み物を大量に飲むと胃腸に負担をかけてしまい、水分代謝を悪化するのと、胃の中の食べ物がなかなか消化しない消化不良をおこしてしまいますので飲み過ぎには注意しましょう。

油っこいもの

暑い夏に負けじと、スタミナをつけようとして、油っこいものを食べ過ぎてもこれまた消化不良をおこして体調不良につながります。

刺激物

香辛料たっぷりの料理を食べて汗をかくことが夏バテ防止になることもありますが、胃腸の弱い人が食べ飲みすぎると、かえって胃腸を痛めたりしてしまい体調不良をおこしかねません。体調を考え適度に摂るとよいでしょう。

コーヒー、緑茶、カレー、キムチ、にんにく、とうがらしなど

夏の食事に取り入れたい夏野菜

夏に限らず旬のものを上手に取り入れていくことも大切です。

夏野菜には「体を冷やす」「利尿作用がある」ものや、「体を温め発汗作用を高める」ものまでいろいろあります。

夏野菜の種類

かぼちゃ、とまと、なす、キュウリ、冬瓜、ゴーヤ、とうもろこし、みょうが、にんにく、枝豆、ししとう、いんげん、オクラ、シソの葉、ピーマン、モロヘイヤなどがあります。

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熱中症を予防するためにできること

  • 朝食をしっかりとる→寝不足や体調不良などの時に熱中症になりやすいので朝食をきちんととって体力をつけましょう。
  • 首や脇を冷やす→首がひんやりするスカーフを巻く(首回りを冷やすといい)またはタオルで巻いた保冷剤で首や脇を冷やすと涼しく感じます。

ひんやりスカーフ一覧

  • 水分と塩分を十分にとる→水と塩飴を持ち歩くなど、気軽にできる方法も効果的かと思います。
  • エアコンの温度は28度まで→暑いからといって体を冷やしすぎると夏バテの原因にもなります。
  • 風通しを良くする→家の中で熱中症になることもあります。風通しが悪くエアコンもつけないと熱中症になりやすいです。エアコンがない場合は扇風機か冷風除湿機を回す。さらに扇風機の前に水を入れて凍らせたペットボトルをふたを開けて置いておく風邪が涼しく感じられるのでおすすめです。水を入れて使用する冷風扇風機と同じ原理ですね。
  • 汗をかく→汗をかかないと体に熱がこもった状態になり熱中症になりやすくなります。軽い運動をする、ぬるめのお風呂につかるなどして積極的に汗をかくようにしましょう。

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