爪は女性にとってはオシャレを楽しんだりする大切なパーツですよね。さらには健康状態をあらわすともいわれている爪ですが、でこぼこに波打っていたり、縦線が入っていたり体調によっても様々な状態に変化します。今回はよくみかける爪の状態2つについてまとめました。
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爪に縦線がでている時の健康状態
爪甲縦溝(そうこうたてみぞ)といって、早く言えば老化と乾燥によるものです。顔でいうシワのようなものと考えられています。若くても縦線が入っている場合は偏食などによる栄養不足からくるものと考えられます。
対処法
・ハンドクリームを爪の根元と甘皮のあたりに塗る
・食品やサプリメントで栄養を補う
補ったほうがいい栄養素
亜鉛
かき(貝)、たらこ、牛肉、チーズ、ごま、アーモンド、バターピーナッツ、卵黄など
ビタミンC
アセロラ、いちご、レモン、みかん、柿、キウイ、ピーマン、ブロッコリー、ミニトマトなど
ビタミンB2
キャビア、どじょう、うなぎ、いくら、たらこ、のり、レバー、チーズ、卵、アーモンド、納豆など
ビタミンB6
まぐろ、かつお節、鶏ささみ、にんにく、ピスタチオ、ごま、バターピーナッツ、のり、きな粉など
です。サプリメントで補う場合はできるだけ単体の(ビタミンCだけとか)ものより、マルチサプリメントタイプで摂る方法をおすすめします。ビタミンというのは単体で効果を発揮するものではなく様々な栄養素と絡み合って相乗効果を発揮するものだからです。
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爪が波打ってでこぼこしている健康状態
爪甲横溝(そうこうおうこう)といいます。
特定(一部)の爪だけがでこぼこ波打っている場合
- 爪の根元に近い部分の皮膚へのなんらかの影響を与えることによって起こったものと考えられます。例えば、爪の根元を切ったなどけがをした時や、マニュキアや除光液などで爪の根本や甘皮を傷つけた時などです。特定の爪(一部の爪)だけがでこぼこしている場合は、現在の状態を示すものではなく、数週間前から数か月前の爪がつくられる時期に与えた爪への影響があらわしている結果なのであまり神経質にならなくともよいでしょう。
- 皮膚の疾患からくるものと考えられます→湿疹、皮膚炎、円形脱毛症、乾癬など
- 水仕事などによる手の湿疹からくるもの
対処法
- ハンドクリームを爪の根元、甘皮あたりに塗る
- 食器を洗う時はできるだけ炊事用手袋をつけるようにする
- 公共トイレを使用した後は、手の乾燥防止のために、温風乾燥機を使わずハンカチで拭き取るようにする。
- 見た目をきれいにしたい場合は、爪専用のやすりで表面を磨いてでこぼこを目立たなくさせるとよいでしょう。
全ての爪がでこぼこ波打っている場合
- 体の疾患からくるものと考えられます→急性熱性疾患、尿毒症、糖尿病、ビタミンA欠乏症、低カルシウム血症、亜鉛欠乏症など
- チフス、しょう紅熱などの感染症によるもの
- 代謝異常によるもの
対処法
この場合はまずは皮膚科に相談してみましょう。上記のような症状がある場合は内科などを紹介してもらいましょう。
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