私の母はよく「ねこみみの人はわきがが多い」と言っておりましたが、「ねこみみ」ってなんのことだかわかりますか?湿った粘着性のある耳垢のことをいうそうです。要は、「耳垢が湿っている人はワキガの確立が高い」という意味です。
今回は、これから夏に向けてわきの下のエチケットとともに耳垢とワキガの関係についてまとめてみました。
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耳垢には大きく分けて2タイプある
乾燥している耳垢(乾性耳垢)
「こな耳」とも言われ、粉っぽかったり、皮がむけたような薄い膜状のものだったり乾燥している耳垢で、日本人の約80%はこちらのタイプだそうです
湿った耳垢(湿性耳垢・軟耳垢)
「べた耳」「飴耳」「ねこみみ」ともいわれ、湿った粘着性のあるベタベタした耳垢。日本人は約16%の人がこちらにあたるそうです。ちなみに中国人&韓国人は約4~7%、ミクロネシア人&メラネシア人は約70%、白人は約90%、黒人は約99.5%が湿性耳垢だそうです。
耳垢とワキガの因果関係は?正体はアポクリン腺!
汗の出口は2種類ある
- エクリン腺→ほぼ全身に分布している汗腺でエクリン腺からかく汗は酸性ですが99%水でできておりにおいはしません。
- アポクリン腺→わきの下・耳の中・乳輪・陰部に分布している汗腺で、アポクリン腺からかく汗は70%~80%は水分ですがその他タンパク質、脂質、アンモニアなどが含まれています。なのでワキガの元となっているのはこのアポクリン腺からかく汗ということになります。
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ワキガのセルフチェック項目6
- 耳垢が湿っている。粘着性がありべたべたしている。
- 足が臭う
- デリケートゾーンの臭いもきつい
- わき毛や乳首の周りの毛が濃い
- 衣服の汗をかいた脇の部分が黄ばむ
- 両親・兄弟にワキガがいる
このうち2つ以上の項目に当てはまったらワキガ体質の可能性が高いです。
上記の1~4はアポクリン腺の影響によるものです。
夏に向けて自分でできるワキガ対策
- 1.わき毛を脱毛または剃る→汗は毛にからまるとさらに臭いがきつくなります。なのできちんとわき毛を処理しておくと効果的です。今は脱毛サロンにて格安で脱毛できる時代になりました。1年ほど時間はかかるのですが今後の脱毛の手間を考えたら時間的にも経済的にもお得です。
- 2.常に清潔に保つ→デオドラントシートやウェットティッシュでこまめにわきの下を拭く。エタノール(アルコール消毒液)を湿らせたコットンを持ち歩きそれで拭くのも効果的です。
- 3.デオドラント剤を使用する→上記の1.2.をきちんと行ったうえでデオドラント剤を使用します。いろいろな商品がでているので比較してみてくださいね。
- 4.汗わきパッドを使う→上記の1.2.3.を行ったうえで汗ジミ対策として使用するとよいでしょう。殺菌・制汗をせずにパッドを使用すると汗をたくさん吸収し凝縮し臭いが増長してしまうという報告もありますので上記の順番を守ることはとても大事です。
- 5.食生活を見直す→肉料理・油っぽい料理・酒を控えると汗からでてくる臭いを減らすことができます。
番外編
ワキガ対策としてはほかにも
手術を受ける
病院で受ける手術→保険適用なので4~5万円くらいでできますが傷跡が残ります。
美容整形外科クリニックなどで受ける手術→保険が適用されず自費になるので15万~30万円くらいかかりますが、多くは傷跡が残らないように配慮されております。
ワキガ教材
こちらはデオドラントや手術に頼ることなく自分の持っている力でワキガ体質を改善しようというものです。人気の教材を集めたサイトのリンクを貼っておきます。
もうすぐ夏ですね。ワキガ対策をしっかりして迎えましょうね。
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