入園前に受けたほうがよい子どもの任意の予防接種 3

幼稚園・保育園に入園前のこのシーズン、定期接種の予防接種はお済ませの方も多いかと思いますが、おたふく・水疱瘡はまだ感染していない、または任意の予防接種もうけていないという方もいらっしゃるのではないのでしょうか?

でも、おたふくなどの任意の予防接種はお金がかかるし、自然に任せたほうがいいのか・・・など考えているうちに、忘れてしまうか、感染することなく子どもが大きくなってしまうかと思います。まずは任意の予防接種にはどんなものがあるかまとめてみました。

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1.おたふくかぜワクチン (1歳から接種可能・2回接種おすすめ)

(料金)1回接種:約¥5000~¥7000 を2回接種。※一部地域は公費助成あり

(自然感染した際のリスク)

  • 2~3週間の潜伏期間の後に、両方またはどちらかの耳下腺が腫れてくる。
  • 合併症は50人に1人の割合で無菌性髄膜炎を起こし、1000人に1人の割合で重度の難聴になることがある
  • また成人男性がおたふく風邪に感染した場合、20%~35%という高い確率で「耳下腺炎性睾丸炎(精巣炎・精巣上体炎)」になり、子供を作れない体になる可能性がある。

(保育園・幼稚園・学校の出席停止期間)

耳下腺、顎下線または舌下線の腫脹が始まった後5日を過ぎて、全身状態が良ければ耳下腺の腫れが残っていても登園(登校)可能。

おたふく風邪についてくわしくは、こちらの記事もあわせてごらんください。

「おたふく風邪の感染力は潜伏期間からはじまっている?!」

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2.ロタウィルスワクチン (生後6週~6か月まで可能・2回接種)

(料金)1回接種:約¥8000~¥10000 を2回接種。

(自然感染した際のリスク)

・下痢、嘔吐

・脱水症状→点滴が必要となり、重症で亡くなることもある。日本では毎年、約8万人が入院、約10人が亡くなっております。

(保育園・幼稚園の出席停止期間)

  • 約2日~7日間という幅がある。各保育園、幼稚園により異なるので問い合わせるとよい。

ロタウィルスについてくわしくは、こちらの記事もあわせてごらんください。

「ロタウィルスの予防接種は何歳まで受けられる?副作用は?」

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3.B型肝炎ワクチン (生後早期から接種可能・3回セット)

(料金)1回接種:約¥4000~¥8000 を3回接種。3回総額約¥12000~¥24000

(自然感染した際のリスク)

  • 肝炎を起こし、長く肝臓にすみついて(慢性化・キャリア化)、肝硬変や肝臓がんをおこす。毎年約2万人がかかる、非常に感染力が強いウィルス。

(保育園・幼稚園・学校の出席停止期間)

  • 感染予防の目的で登園登校が禁止されることはありません。

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☆番外編☆

<水ぼうそうワクチン>

2016年現在(2014年10月1日~)、1歳~2歳(3歳の誕生日の前日まで)は2回接種を無料で受けられるようになりました。3歳からはこれまで通り自費(病院によるが1回約¥6000~¥8000)になります。無料で受けられる2歳までに受けておきましょう。

水ぼうそうについてくわしくは、こちらの記事もあわせてごらんください。

「水疱瘡の予防接種は受けたほうがいい?副反応は大丈夫?」

< MRワクチン(麻疹風疹)>

2回の定期接種(無料)です。1回目は「1歳になったらすぐ(できれば1歳の誕生日に受けるのがベスト)」接種します。ただ地域で麻疹が大流行している時は、麻疹単独ワクチンを、生後6か月から任意接種(自費)で受けることもできます。そして2回目は「小学校入学の前年(幼稚園や保育園の年長クラス)の1年間に接種します。要するに、年長さんのうちに(小学校入学の年の3/31まで)2回目を終わらせておかないと、小学校入学の年の4/1からは自費(約¥8000~¥10000)ということになります。ので、とにかく年長さんになったらすぐ!MRワクチンの2回目を受けにいくことをおすすめします。

麻疹風疹についてくわしくは、こちらの記事もあわせてごらんください。

「春から夏は麻疹が流行。大人も注意!」

 <インフルエンザワクチン(10月下旬~毎年)>

生後6か月から接種可能。12歳以下の方は2回接種、13歳以上の方は1回接種。受験生の方は年齢にかかわらず、2回接種をおすすめします。(1回約¥3000~¥4000)

インフルエンザについてくわしくは、こちらの記事もあわせてごらんください。

「インフルエンザワクチンの有効期間は?受験生は2度接種?」

「インフルエンザは薬を飲まないで治せるの?」

「インフルエンザ予防接種の後の副反応で腫れと痛みは大丈夫?」

ちなみに我が家の下のこどももうっかり水疱瘡もおたふくも予防接種を受けずに保育園に通いだしたら、どちらも保育園からもらってきてしまいました。それも冬だったので、おたふく→感染性胃腸炎→水ぼうそうと、ひとつ治ったと思ったらまたか!と、連続でかかってしまい、約3週間ほど保育園に預けることができず、仕事もできませんでした。ですが、予防接種を受けていた上のこどもは、下の子のおたふくも水ぼうそうももらうことなく過ごすことができました。予防接種を受けていてもまれにかかることはあるようですが、症状が軽くすみますので、ご検討の方はぜひおすすめいたします。

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